チャマダラキリガ 成虫

最近、ここに行けば必ず何かしらの蛾に出会えるというスポットを発見した。

寒くなり、蛾の種類や数も減ってきたが、この日も、壁面に、息絶え絶えのこの蛾がいた。

ヤガ科の既知種の気もするが、なんとなく初めて出会う蛾のような予感もした。

調べたところ、チャマダラキリガと判明。大きさは、前翅長18ミリぐらいだったかなぁと思い出す。

11月から翌4月ぐらいまで見られる蛾のようである。

幼虫の食草に関する言及は、ネットをサラッとみた限りでは見つけられなかった。

ちなみに、似た種にクロチャマダラキリガがいるらしいが、過去にクロチャマダラキリガの投稿はしていたのに、先程気が付いた。

オオバコヤガ? 成虫

最近、近隣で、この蛾を見かけて写真に撮っていた。

少し前に近隣で沢山見かけたウスチャヤガかとスルーしそうになったが、まぁ、一応写真は撮っておくかといった感じのスタートであった。

大きさは前翅長で22ミリぐらい。なんか、ウスチャヤガとは違うと感じ、調べたところ、オオバコヤガではないかなと思うに至った。

紛らわしい種に、コウスチャヤガが居るが、コウスチャヤガもオオバコヤガも、薄茶色をしているのが雄の特徴で、雌はもっと濃い色をしているとのことである。それから考えると、上の写真の個体は雄であることが分かるが、続いて、コウスチャヤガの雄の触角は櫛髭状で、オオバコヤガの雄の触角は糸棒状との事である。

以上を考えると、上の写真の個体は、ハッキリと櫛髭状の触角は見てとれない事と色合いから、オオバコヤガの雄なのかなと考えたい。

さて、オオバコヤガの幼虫の食草として、スイバやギシギシの類に、イヌタデオカトラノオアキノウナギツカミ等が挙げられていたが、一応、この蛾がいた辺りには、それらの全てはある。

種名にオオバコと入っているが、各種紹介文の情報には、オオバコの記載は見つけられなかった。ちなみに、オオバコも、沢山生えている場所である。

ウスキトガリキリガ 成虫

最近、近隣でこの蛾を見かけて写真に撮っていた。

我ながら、よく地面の下草にいるこの蛾を歩きながら発見出来るなと感心する。

大きさは、前翅長2センチぐらいだった。

幼虫の食草は、ツバキやサクラと書いてあった。

数日前に、我家の庭で、近似種のノコメトガリキリガを見かけて投稿したが、ノコメトガリキリガと大きく違うところは、本種の外縁は完全にガタガタと波打っている点である。