ニセシロフコヤガ 成虫 2

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で15ミリぐらい。似た種にシロフコヤガがいるが、まさに外横線中央の白斑のところが明らかな2重線になっているのが、本種ニセシロフコヤガの特徴であると思った。

幼虫の食草は、今のところまだ知られていないとの事である。

ちなみに、年2化で、1化目は、本種のような黒っぽい色だが、2化目は、赤茶色になるようである。(同じ系統の遺伝子から生まれてきているはずなのに、どうしてそう言うことが起きるのか不思議である。昆虫の世界には多い事である。)

ニセシロフコヤガ 成虫

一昨日の土曜日に、近隣の森林公園のような場所を散歩した時に、見かけて写真に撮っていた。

実際のところ、サイズと紋様のパターンがとても近い蛾を、同じ公園内の比較的近くで、6月の頭にも目撃した気がする。(探せば、その時の写真も出て来るはずであるが…)

という事は、今回は、今年2回目の発生の個体という事になるであろうか。

前置きが長くなったが、以下の蛾である。

大きさは、前翅長で15ミリ弱ぐらいの蛾である。とにかく、翅外縁中央の白い部分(白班)が印象に残る蛾である。

ネット上で学んだところ、名前は、ニセシロフコヤガというのではと思う。

シロフコヤガという種に最初行き着いたのだが、その後ニセシロフコヤガという種も居ることを知ったら、そのニセシロフコヤガの特徴に合致する点がより多い事に気が付いた。

このニセシロフコヤガもシロフコヤガも、幼虫の食草は未知とのことである。ただ、発見場所の植生を眺めていけば、なんとなく突き止めれそうな気もする。