ブチヒメヘリカメムシ

最近、近隣で、このカメムシを見かけて写真に撮っていた。

初めて見るカメムシの予感はしたが、過去の投稿を振り返ったところ、未投稿のカメムシと分かった。

大きさは、体長8ミリぐらいであった。調べたところ、最終的にブチヒメヘリカメムシに辿り着いた。

途中、ブチヒゲヘリカメムシという種(名)を経由したが、ブチヒゲヘリカメムシという名は、ブチヒメヘリカメムシの誤記が広まっている可能性を学んだ。

さて、このブチヒメヘリカメムシの食草は、タデ科、キク科に……イネ科なんかもということであったが、見かけた辺りには、それらの全てが幾らでもあった。

ちなみに、写真の個体が戯れている植物は、キク科のハルジオンだと思われる。

コアカソ

メヤブマオ、アカソと来たら、この際、コアカソの投稿もしてみようと思う。

以下の写真は、本年9月の半ばに家族と直近の山系に登山に行った際に、写真に撮っていたものである。

この登山中にヤブマオやアカソも見かけたが、それら2種より標高の高いところに生息していた。

印象としては、葉の小さくなったアカソといった感じであるが、上の写真でも分かるように、下部の方の葉は、案外大きいものもあり、アカソの葉と同じぐらいのものもある。

ただ、葉の形が、コアカソの方は、アカソのように先端の方が三裂はせず、先端の一本だけが伸びる特徴がある。

そして、ヤブマオメヤブマオアカソと大きく違うのは、茎が木質化して分類的には、草本ではなく落葉低木に認識されている点である。

ただ、先日、近隣のヤブマオの株の下部を観察したところ、結構なしっかりしたガッチリとした組織構造なのである。正直なところ、これって、草本の部類に入るのかなと感じたのは事実である。

アカソ

先ほど、メヤブマオの投稿をしたが、似た雰囲気を持つアカソも、この際、投稿してみようと思う。

写真は、本年9月の半ばに、近隣の一番近い山系に家族で登山に行った際に撮っていたものである。撮影場所は、標高で100メートルを少し登った辺りだったと記憶している。

さて、この植物を見るに、赤い色素が濃く出ている事を除けば、我家の近所の平地で見られるメヤブマオととても近い形態を持っている気がする植物である。

ちなみに、このアカソがあった直ぐ側には、ヤブマオと分類出来そうな個体が生えていた。以下、その写真。

そして、このアカソの側には、コアカソという種も生えていた。このコアカソに関しては、その日の登山では、道すがら沢伝いには結構群生していた記憶がある。最終的には、頂上近くの700メートル付近にも、少し形態に違う印象の抱けるコアカソも生えていた。

これらのヤブマオ属の進化の道が、気になる今日この頃である。