最近、近隣で、この蛾の写真を撮っていた。
一目で、初見の蛾と分かったが、果たして種名は何であろうと、帰宅後、調べるのが楽しみであった。
![](https://i0.wp.com/okunonature.com/wp-content/uploads/2021/04/371FE572-A484-45AE-9497-290FE2E018C1.jpeg?resize=525%2C572&ssl=1)
一瞬、ナミシャク亜科の蛾から調べるかと思ったが、肩の張り具合がシャクガの仲間ではないなと直ぐに見抜いた。そうなって来ると、私の知識で、このシルエットは、コブガ科リンガ亜科の蛾ではないかなとの予感がよぎった。
そして、コブガ科リンガ亜科を当たったところ、直ぐにトビイロリンガである事が判明した。大きさは、前翅長15ミリ弱ぐらいであった。
幼虫の食草は不明との紹介も多く見たが、ブナ科アラカシと書かれている方も居た。この蛾を見つけた場所の近くは、アラカシではないが、殆ど同じようなブナ科のシラカシが結構生えている場所である。幼虫の食草……ブナ科アラカシ/シラカシは、有り得ると思う。