少し時間が経ってしまったが、2月の頭に近隣で見かけたハムシである。この日は、2月にしては暖かく、多くの小昆虫の活動が見られた。

大きさは、体長6ミリぐらい。
種名は、アカクビボソハムシ。色彩は、変異が多く,色々なパターンがあるみたいである。
食草は、成虫も幼虫も、ツユクサとのことである。
基本的に、春から夏までが活動時期とのことである。
生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州を経て、南西諸島まで生息している模様。海外の生息分布は、極東アジアには生息しているようである。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
少し時間が経ってしまったが、2月の頭に近隣で見かけたハムシである。この日は、2月にしては暖かく、多くの小昆虫の活動が見られた。
大きさは、体長6ミリぐらい。
種名は、アカクビボソハムシ。色彩は、変異が多く,色々なパターンがあるみたいである。
食草は、成虫も幼虫も、ツユクサとのことである。
基本的に、春から夏までが活動時期とのことである。
生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州を経て、南西諸島まで生息している模様。海外の生息分布は、極東アジアには生息しているようである。
3月の終わりに、家族で海辺の宿に宿泊した際に,宿の前の海岸で見つけたハサミムシである。
大きさは、体長25ミリぐらい。
種名は、ハマベハサミムシ。上の写真の個体は、雄である。
ちなみに,同所に雌もいたので、雌は以下の写真である。
雌の方が少し小さいようで、体長20ミリちょっとといったところであろうか。
この日,この海岸では、流木の下に,本種が沢山いた。他にいた昆虫はと言えば、トビムシ、ダンゴムシ、ムカデの一種であろうか。
ちなみに,雄と雌で、明らかに鋏の形が違うが、更に雄のハサミは、左右非対称である事が知られている。ハサミムシ自身から見て右側のハサミが、左側より明らかに大きく湾曲しているのである。
このハマベハサミムシは、現代の内陸地(過去は海進で海辺だった可能性あり)にも生息しているとのことであり,単にハサミムシと呼ばれることもあるようである。私も過去に内陸である近隣で見かけたハサミムシを本種として投稿しているが、果たして、本当に、このハマベハサミムシであったのか自信がなくなって来ている。理由は、今回、海岸で見かけたハマベハサミムシ達の中には大きい個体が結構目立つ事と、こんなに見事な雄のハサミを持った個体がいたであろうかという事である。ただ、近隣で見かけた場所は、よく行く場所であるので、近々,再調査してみようと思う。
さて、このハマベハサミムシの生息分布は、国内は、北は北海道から、南は南西諸島まで生息している。そして、興味深いのは、大概の島嶼にももれなく生息しているのである。小笠原諸島にも生息している。海外の生息分布は、主に,ヨーロッパや北米アメリカや東アジアに生息している。北半球のそれらの地域ほどではないが、南半球の主要な寄港地なんかにも生息しているようである。ただ、海岸沿いに生息している特徴がある代わりに,内陸部奥深くに生息分布が見られないため、比較的新しい時代に,貿易船に紛れ込んだり,海流で運ばれる漂流物と共に移動した可能性は感じる。
少し前の3月後半に近隣で見かけた蛾の一種である。
大きさは、前翅長18ミリぐらいだったであろうか。
とにかく、腹部側の胸の辺りのフサフサ感が目立つ蛾である。あとは、前脚が長いのも気になる。
そして、まだ春本番とは言えない寒い日も多い、この季節に現れる蛾としたら、上の写真の種は、ヒロバトガリエダシャクなのではないだろうか。触角が見えていないので、上の写真の個体が、雄(櫛ヒゲ状の触角)なのか、雌(糸状の触角)なのかは、判断しかねる。
別の角度からの写真を、以下にもう一枚。
さて、このヒロバトガリエダシャクと思われる蛾であるが、3年前の同時期にも、雄と思しき個体の投稿をしていることを確認した。
幼虫の食草は、ブナ科のクヌギを筆頭に、結構、科を跨いで広汎に及んでいる。
生息範囲の方は、国内は、本州以南……対馬含む九州まで。海外の生息分布は、朝鮮半島を経て、ロシア沿海州南部までいる模様。
ちなみに,少し似た容貌の種で、ホソバトガリエダシャクという種も存在し,私も昨年の3月10日にそれと思う種の投稿をしている。そして、このホソバトガリエダシャクの生息範囲も、今回投稿したヒロバトガリエダシャクと被り気味なのだが、両種の間にどのような進化の関係性があるのかや、どうして同所に混生しているのか等、興味は絶えない。