我家の庭には、元々はアマガエルは住んでいなかった。元々は、除草剤に強そうな根が残る宿根雑草達が疎らに生えていただけの乾いた我家の庭に、アマガエルが好みそうな雰囲気は無かった。
今、庭で見かけるアマガエル達は、どれも、たまに、子供達が公園や林で捕まえて来たもの達の生き残りである。生き残りという表現を使っているのは、庭にある水場で産卵して、我家の庭で新しいアマガエルの命が誕生しているのを見た事が無いからである。同じ様に、我家の庭に持ち込まれたアカ(赤)ガエル達は、ほぼ毎年、庭のタライに産卵に訪れているのだが……
我家のアマガエルとアカガエルの持ち込まれ方に違いがあるとしたら、アカ(赤)ガエルは、過去に大抵、卵の状態で、庭のタライとかに移植されている。一方、アマ(雨)ガエルは、成体の状態で、庭に持ち込まれている。この辺りの違いが産卵に影響していないかを解明しようと、今年は、アマガエルのオタマジャクシを、庭のタライの幾つかに解き放ってみた。来年、我家の庭で、産卵してくれて、我家の庭生まれの初アマガエルとなってくれると良いのだが……
ちなみに、この実験は、アマガエルの卵で試してみたかったのだが、アマガエルの卵って、どれよ?っていうぐらい、近くの田んぼを眺めていても、私には分からない。
以下に、我家のアマガエル達の写真を、何枚か載せておく。
上の緑のカエルの写真を見てて、ふと疑問が出てきた。カエルの手足の指の数って、3本なの?