ヨモギヒラタマルハキバガ 成虫 Agonopterix yomogiella (Saito, 1980)2nd

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、体長10ミリ弱ぐらい。

種名は、ヨモギヒラタマルハキバガ。ヒラタマルハキバガに属する蛾である。

時々見かけるし、3年前の4月8日にも投稿済みである事を確認した。ただ、なぜ再投稿しようかと思ったかと言うと、3年前の投稿時に使っている写真が、全然鮮明ではないので、今回は、もう少しマシになった写真で再投稿してみようと思った次第である。

幼虫の食草は、キク科のズバリ……ヨモギらしい。(本当にヨモギだけしか食べないかと言う点は、慎重になった方が良さそうだが……。)

国内の生息分布は、北海道と本州で確認されている。海外の生息分布は、ちょっと情報に行き着かなかったが、学名の年代とネーミングを見て、頷けた。1980年に、Saitoさんが、Agonopterix yomogiellaという学名で登録している比較的新しく種として認められた種だと知った。学名に、yomogiellaというヨモギを連想出来る部分もある。

クロカギヒラタマルハキバガ 成虫 Agonopterix l-nigrum (Matsumura, 1931)

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長8ミリぐらいしかない小さな蛾である。

種名は、クロカギヒラタマルハキバガ。

幼虫の食草は、ミカン科のサンショウ等のようである。おそらく、ミカン科ならサンショウ以外もいけるんだと予想する。

生息分布の方は、国内は、北海道から九州まで生息しているようである。対馬にも生息しているとの情報も読んだ。一方、海外の生息分布は、朝鮮半島と済州島で確認されているようである。

シロホシマルハキバガ? 成虫 Agonopterix multiplicella (Erschoff, 1877)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、結構小さかったと思う以外、思い出せないのだが、平均翅長では10ミリ弱ぐらいの蛾である。10ミリあったら、もうちょっと鮮明な写真が写せたのではと思うし、平均サイズより結構小さかったと思いたい自分がいる。

さて、この蛾に凄く似ている蛾で、ヨモギヒラタマルハキバガという種がいるらしいが、エッって思ったが、過去に投稿済みであった。

外見的違いとしては、白い部分と茶色い部分の境目が真っ直ぐではなく、ヨモギヒラタマルハキバガの方は、湾曲して見えるのである。そして、一応、ヨモギヒラタマルハキバガの幼虫の食草は、ヨモギと思われている。

ちなみに、シロホシマルハキバガの分布域は、北海道と本州。一方、ヨモギヒラタマルハキバガの分布域は、本州と九州と書いてある記事を読んだ。ただ、本州と九州の間は、結構狭い海峡だし、九州にいないとは思えないので、あくまでもの参考にして欲しい。