昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
大きさは、前翅長12ミリぐらいだったと思う。
種名は、ハガタキコケガ。
コケガと名に付くぐらいなので、幼虫の食草は地衣類。
初投稿ではないのだが、前回の投稿時よりアップで良い写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。
ところで、GBIF(地球規模生物多様性情報機構)のオープンソースを参照に、私は最近、昆虫の世界分布状況を眺めているのだが、本種の学名であるMiltochrista calamina Butler, 1877 で出てくる蛾の画像は、本種と同一には見えないのである。所謂この蛾の中央横線に当たる歯型の部分がない個体達である。
同一種の中での個体変異が地域的に起きている蛾なのであろうか。
最後に、上の写真は光源を当てて撮ったものだが、光を抑えると以下のような色合いに写る。同じ個体でも、印象は少し変わる。