ヒメフサキバガ? 成虫 Dichomeris ferruginosa (Meyrick, 1913)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

初めて見るわけでもないような気がするが、投稿に値すると思える写真が撮れたのは、昨晩が初めてである。

大きさは、この手のキバガにしては大きい方で、前翅長で7ミリぐらいあったと思う。(7ミリで大きい方なのと思われそうだが……。)

種名は、ヒメフサキバガと思いたいのだが……コフサキバガという種もいるようで、殆ど同じ外見で、サイズだけがコフサキバガの方が2ミリぐらい小さいらしいと学んでいる。

そして、何よりも、ヒメフサキバガの情報など、ネット上には2ページ分しか出てこない。

当然、詳しいことは分からない。

という事で、このタイプのフサキバガの仲間は、我家の外灯下にもよく現れる方だと思うので、じっくりと観察の継続あるのみ……だと考えている。

ゴマダラノコメキバガ? 成虫 Faristenia quercivora (Ponomarenko, 1991)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長7ミリぐらいだったであろうか。(もうちょっと小さかったような気もする。)

種名は、少し自信がないが、ノコメキバガと名前に付く蛾のどれかなんだと思った。その中から、画像で一番近かったのが、ゴマダラノコメキバガかなと思った。

幼虫は、ブナ科のコナラやクヌギの類の葉を綴って内側から食すようである。

生息分布の方は、Faristenia (Ponomarenko, 1991)属という括りで調べたところ、我国と韓国から報告が上がっている。

キバガ科 Stegasta sp.(Stegasta属の一種)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長5ミリぐらいだったのではないだろうか。(正直なところ、ハッキリ思い出せない。)

種名を調べたのだが、キバガ科のStegasta (Meyrick, 1904)という属の亜科も和名も未定の蛾というところまでしか辿り着けなかった。

ただ、上の写真の種を含む3種が属するこのStegasta属の世界分布に関しては、興味深くて、北米大陸、オーストラリア大陸、アフリカ大陸にも生息していて、かなり内陸部にも濃く生息しているのである。逆に極東アジアが薄い種の気がする。

そもそもキバガ達って、どこが起源の蛾なのであろうか?