ヒトスジシマメイガ? 成虫  Bostra mirifica Inoue, 1985

先ほど、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長10ミリぐらいだった。

触角を背負っていることから、ツトガ科の蛾であることが分かるが、ツトガ科シマメイガ亜科に属するヒトスジシマメイガではなかろうかと思う。

とここで、ヒトスジシマメイガを調べ始めようと思ったのだが、インターネット上に、情報が殆どないのである。ゆえに、幼虫の食草も分からなかったし、生息分布の方も、しっかりとしたデータを元にした情報がまだ形作られていないようであった。一応、本州と九州からの生息報告はあるようである。学名の登録年も新しい事から類推出来るが、日本での認識も未だ未だのの種なので、海外での認知度はないに等しいのではないだろうか。

アカシマメイガ 成虫  Herculia pelasgalis (Walker, 1859)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだった。

種名は、アカシマメイガ。

少しピントが合っていないが、同じ日に別個体を別角度から撮った写真を以下に。

これも、アカシマメイガだと思うのだが…………。

幼虫の食草は、イヌツゲや茶の木、針葉樹のコノテガシワ(児の手柏)、イブキ等が紹介されているが、確かに常緑ということで、それらに共通点はある気がする。

生息分布の方は、国内は、本州以南……屋久島辺りまで。海外は、朝鮮半島の南部と台湾からの報告が上がっているようである。

ニセウスキオビマダラメイガ  Acrobasis ochrifasciella (Yamanaka, 2006)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

背後の網にピントが合ってしまうのか、どうしてもボケない写真を撮れなかった。

大きさは、マダラメイガ亜科の蛾の特徴として、ツトガ科の蛾にしては大きいというのがあるが、この蛾も大きい方で、前翅長10ミリ弱ぐらいである。

種名は、調べるのに難航したが、虫ナビさんの紹介している種と同じにしか見えないので、ニセウスキオビマダラメイガとして紹介させて頂く。(他に、この蛾の情報は、インターネット上では、見つけられなかった。)

学名の登録年から分かるように、本当に最近、新種登録された種ということが分かる。

生息分布の方は、日本の本州のみのようである。