最近、近隣で、このミノムシを見かけた。
蓑の大きさは、3センチちょっとぐらい。
この写真のように、小枝ばかりで蓑を作るのは、チャミノガの特徴として紹介されているので、私もチャミノガとして紹介させて頂いた。
ちなみに、ミノムシの仲間は、雄は普通の一般的な蛾の成虫の形態に完全変態するが、雌は、脚も翅も無い形で、一生、蓑の中で過ごすものが多いようである。
とにかく、ミノガ科の幼虫達のこのあたかも防護服を纏ったスタイルは、捕食する側からは、とても面倒で厄介な存在になると私は思う。進化系だと感じる。
一方、雌が、一生蓑の砦から出ないのも、種の存続をかけて、生存率を高める戦略のような気がする。
侮れない蛾の仲間である。