ヒメネジロコヤガ 成虫

似たサイズで似たような雰囲気の蛾は、我家の外灯下でよく見かけるので、既に投稿済みと思い、スルーしていたが、今回何気に写した写真を見返して判明した種名を照合した結果、未投稿と気が付いた。

数日前に、家の外灯下に来ていたその小さめの蛾の投稿してみる。

数日前のことなのに朧げな記憶だが、前翅長で10ミリ無かったと思う。名前は、直ぐにヒメネジロコヤガと判明。

幼虫の食草は、イネ科植物とのことである。辺りには、イネ科植物の雑草には事欠かない気はする。

今回のヒメネジロコヤガは、投稿済みと思い、スルーしていたが、実際のところ、これまで周期的に数回目撃していた気がする。ということで、今回の個体達も、今年数回目の発生のもの達とは思われる。

ヒメアトスカシバ 成虫

最近、近隣の里山で目にして、写真に撮っていた。

ハチに似てるけど、蜂ではない……直ぐに蛾の仲間であろうとの予想は付いた。確か、スカシバガ科に、こんな感じの蛾が多かった記憶があった。

調べたところ、ヒメアトスカシバという種に行き着いた。大きさは、現場で目視で確認したところ、体長2センチといったところだった。

フタオビドロバチという蜂に擬態して、天敵を威嚇しているとの事である。

幼虫は、ヘクソカズラの茎の中で育つとの事である。6月〜9月ぐらいまでの間、成虫を見られるとの事だが、私は、初めて見かけた気がする。

アカウラカギバ   成虫

昨晩、近所の小学校の体育館で見つけた。

死後どれぐらい経過しているかは分からないが、取り敢えず写真には撮っておいた。

現場でも、カギバガ科の蛾であろうとは予測はついたが、帰宅後に調べたところ、一番臭いのは、アカウラカギバという種である。

この名前と特徴を知っていたら、現場で、ひっくり返し、裏面を確認したのにと思った。

残念ながら、裏面の確認はしなかったので、次回、体育館を訪れた時に踏まれずにまだその場所に居たら、確認してみたく思う。

ネット上の写真から一番似ている種を選んだだけで、種の同定に自信満々というわけではない。どちらにせよ、カギバガ亜科の蛾の種類は、物凄く多いというわけではないので、同定が間違っていても、ゆくゆくは正しい種に辿り着くことは出来ると考える。

ちなみに、このアカウラカギバの幼虫の食草は、ユズリハとの事である。近所で、ユズリハは、決してよく見かける樹木ではない。