キマエホソバ 成虫

5月25日に我家の外灯に寄って来て、写真に納めていた蛾の紹介をする。

日が少し経ち、記憶が曖昧になって来ているが、体長で 15ミリ〜20ミリぐらいのサイズだったと思う。

調べていると、似た種類にキシタホソバという種が存在したが、本種キマエホソバの方が、前翅の縁の黄色部分がハッキリ太い感じはする。

このキマエホソバの幼虫の食草は、地衣類、所謂コケである。

この時の一回以来、家の外灯下では見かけていないが、我家の庭で成長してきたものと思われるので、そのうち、このキマエホソバの幼虫を突き止めれればなと考える。

ちなみに、庭で過去に見かけたヨツボシホソバ(同じヒトリガ科に属し、同じく地衣類を餌にしている)の幼虫が、このキマエホソバの可能性がないかと詮索したが、どうも2種の幼虫には、ハッキリとした差異がありそうである。

シロヒシモンコヤガ 成虫

今からほぼ1ヶ月前の5月12日に我家の庭で写真に撮っていた蛾の名前が判明したので、投稿する事にする。

迷宮入りを免れた。

名前は、シロヒシモンコヤガ。ヤガ科コヤガ亜科に属する蛾である。

幼虫の食草は、笹や竹との事で、メダケなんかの葉を食べているらしい。

4月、5月の早い時期に現れる蛾のようである。

キモントガリメイガ?  成虫 

昨晩、家の外灯下に居たところを写真に撮る。

実際のところ、この赤茶色の小さな蛾は、数週間前から、我家の外灯下のレギュラーであり、昨晩初めて目にしたという訳ではない。

ただ、この普通の止まり方をしているのはレアで、大概は以下のように、翅を横に拡げ、お尻の方を反り返るように持ち上げている姿で止まっていることの方が多い。

大きさは、前翅長で10ミリちょっとぐらいある気がする。

名前は、ネット上の画像から照合して、キモントガリメイガとしたが、凄く似た種にオオウスベニトガリメイガという種類もいる。

正直、キモントガリメイガなのかオオウスベニトガリメイガなのか断定できないでいる事も告白しなければならない。

多くの人の記述を目にすると、オオウスベニトガリメイガの幼虫の食草はクヌギやコナラや栗といったいったブナ科の樹木の葉ということである。一方のキモントガリメイガの幼虫の食草は不明と書いてある記事が多かった。

ただ、この赤茶色の小さめの蛾は、我家の外灯下のレギュラーである事から、今後も年を重ねても、観察し続けていけるのではと予想している。

そして、その継続的な観察から、私も種の違いの手掛かりや生態に繋がる行動を発見して行ければなと思う。