ソトウスグロアツバ 成虫

2日前に自宅の庭の芝生の上に飛来して来た蛾の投稿をする。

決して、小さな蛾ではなく前翅長で、2センチ弱はあったと思う。

色々な方の画像と見比べると、ソトウスグロアツバという種が有力かなと思うのだが、関東では夏によく見られるとのことである。この5月の半ばは、夏で良いのかとの疑問が残る。

それと少し前に、似た雰囲気のヒロオビウスグロアツバと思われる蛾の投稿をしたが、そちらと同種の可能性も有ると思われる。

いずれにせよ、我が家の庭で毎年枯れ葉を餌に幼虫は育ち発生していると思われるので、今後も我家の庭で出会い続けれる蛾だとは思う。

今後は、庭にいるソトウスグロアツバ、ヒロオビウスグロアツバと思われる蛾の特徴や習性を、少しづつ観察してみて、2種の相違点を見極めて行ければなと思う。

シロヘリキリガ 幼虫

最近、近隣の雑木林で目にして、写真に撮っていた。

ヤガ科ヨトウガ亜科のシロヘリキリガの幼虫だと思われる。

幼虫の食草に、クヌギやコナラがあったが、まさに、それらの生える雑木林で見つけた。

幼虫が付いている草は、今の私には分からないが、林のクヌギやコナラの葉から落ちたものなのかなとも考えたい。

ホソオビヒゲナガ 成虫

少し前に、小川沿いの土手や草原等ちょっと開けた場所で、クロハネシロヒゲナガという触角が非常に長い蛾の乱舞に出会い感動した投稿をしたが、原っぱとは違う環境の森の中には、また別の触角の長いヒゲナガガの仲間が居ることに気が付いた。

前出のクロハネシロヒゲナガと比べると少し髭が細い印象で、髭のインパクトはクロハネシロヒゲナガの方が強い(触角も体長の割には少し短いように見えるが、これは触角の細さから来る錯覚かもしれない)が、ヒゲナガガの一種には違いない。

名前は、ホソオビヒゲナガ。

幼虫の食草は不明と書いてある紹介記事が多いが、森の中で見かける事からも、枯葉の可能性も大いにあるのではと推測している。

クロハネシロヒゲナガもこのホソオビヒゲナガも、髭が重いのか、とてもゆったりとした飛行をする。飛んでいるのを眺めているだけで、なんか癒される。

本日も飛んでる個体を目で追っていたら、とある葉裏に止まったのが見えた。ただ、身体が隠れても、長い髭(触角)は葉からはみ出している。その細い触角を掴めるものなのだろうかと指で摘んでみたら、触角は意外と強度のあるもので簡単に捕まえることが出来てしまった。

その時の写真を以下に。

写真だと伝わらないが、翅は銅色の金属光沢が、かなり強いのが見てとれた。