ベニモンアオリンガ

昨晩、家の柱に止まっているのを発見。随分、分かりやすい紋様だったので、種の特定も簡単と踏んだが、実際に簡単だった。

名前は、ベニモンアオリンガ。幼虫が、ツツジ、サツキ、シャクナゲに付く蛾のようで、蕾を食害して花の咲きを悪くしたりするみたいである。

体長は、1.5センチぐらいに見えたが、ネット上でも17〜21ミリぐらいの大きさの蛾との情報があった。

因みに、個人的には初めて、リンガと名の付く蛾に出会った気がするが、ネット上では、リンガ(実蛾)の意味はサッパリ見当が付かないとの情報が幾つかあった。

私にも、今のところ、さっぱり分からない。

ヨシカレハ  幼虫

本日、庭の草むしり中に、枯れ茎に今の時期にしては大きめの蛾の幼虫を発見。

取り敢えず、写真に収める。

直ぐにカレハガの仲間の幼虫である事は分かったが、ヨシカレハの幼虫なのではないかなと見当を付けた。

ネット上で、紛らわしい種にタケカレハの幼虫があるという記事や実際にどちらなんだろうという紛らわしい写真が沢山あったが、私が上の写真の幼虫をタケカレハの幼虫とは違う気がするという根拠は、ひとつは色合いである。

我が家の庭で、昨年、終齢と思しきタケカレハの幼虫を見つけたが、色合いがもっとレモンイエローが強く出ている気がする。このレモンイエローのパターンのタケカレハの幼虫は、近隣の他の場所でも見かける。ゆえに、上の個体が齢を重ねる毎に、レモンイエローのイメージのあるタケカレハの幼虫へと変化していくとも思えない。

あとは、上の写真の個体は右側が頭部になるのだが、下側前方の白い毛束の列である。この特徴は、ヨシカレハの幼虫には共通していて、タケカレハの幼虫には無い特徴のような気がする。

以上のような事から、上の個体は、ヨシカレハなのではと思いたい。ヨシカレハの幼虫の餌は、イネ科のヨシ、ススキ、クマザサ等という事だが、我が家の庭にいた幼虫は、立ち枯れした草本に付いていた。

最後に、この幼虫を上から写した写真をアップして、この投稿を締め括ることにする。

ヒルガオトリバ(成虫)(つくば市南部)

本日、仕事中、昼休みに車を停めた辺りを20分ほど散策してみる。

川沿いのあぜ道で、ちょっと一風変わった蛾を見つける。最初は、上方から見ていて違和感に気が付かなかったが、写真を撮ろうと蛾の背面にスマホを近づけると、いつもの蛾のシルエットがスマホの画面が映し出されない。

そして、撮れた写真が以下のもである。ピンボケですみません。

私は、こういう蛾の存在を知っていたので、それほど驚きは無かったが、初めて見た人は、蛾とは思わないのではと思う。

名前は、おそらくヒルガオトリバで合っていると思われる。トリバガ科の蛾自体それほど数が多くなく、それらを可能な限り照合した結果、ヒルガオトリバガに似ているという結論に至った。

もう一つ、ヒルガオトリバではと思う理由には、直ぐ傍に薄い桃色の花を咲かせるヒルガオと思える植物が生えていたからである。

それはともかく、このヒルガオトリバ……どういう進化を遂げたら、このフォルムになったのであろう?……いや、違う……自然界で、このフォルムになるメリットがなんであったのであろうか、とても興味が湧いてきた。