オオシマカラスヨトウ(成虫)

先日、我家から2キロぐらい離れた所にある親族の家の裏手の林の中を散策中に見つける。

見つけた時から大きめな蛾の印象があったが、オオシマカラスヨトウと分かる。成虫の餌は、樹液や腐った果実。一方で、幼虫の餌は、クヌギやコナラ、エノキ、サクラの葉っぱ。

確かに、見つけた場所は、クヌギを中心とした雑木林と言える場所だ。

以下に、その時撮った写真を載せておく。サイズや模様は、少し違うが、同じオオシマカラスヨトウと思われる。

クビワシャチホコ 幼虫 成虫

少し前に、庭のモミジの木に付いているのを発見。おそらく、クビワシャチホコの幼虫と思われる。もし、違ったとしても、殆ど知名度のないシャチホコ蛾の一種である事は間違い無く、種が大きく外れることは無いと思う。

クビワシャチホコの好む食草樹は、カエデ類との事である。

写真のクビワシャチホコと思われる幼虫の横のラインが、赤いのと黄色いのと、2匹写っているが、現段階では個体差なのかなと思うと答えておくことにする。


2019年9月16日

本当にクビワシャチホコの幼虫なのか、少し自信が無くなる自分が居る事を認める。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2020年4月22日追記

暫く紛失中であった安田守さん著のイモムシハンドブックなる本が出て来て、これがクビワシャチホコかという写真を見て、クビワシャチホコがどんなものか分かった。

結果、私が自宅で見つけて写真に撮っていたものが、まさにそのものであった。

シャチホコガらしく鎌首を持ち上げている。

上の最初の写真の幼虫が大きく育つと、下のクビワシャチホコになるのか自信はないが、もし、今年も庭のモミジの木に見つけたら、余裕があれば、育ててみようと思う。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2020年9月24日追記

過去の写真を整理していて、我家の外灯下で撮ったクビワシャチホコの成虫の写真が数枚見つかったので、成虫の写真の投稿をしてみる。

我家の外灯下に来る蛾としてはかなり大きい方で前翅長で4センチはある。

うちに沢山植っているモミジが好きなのか、今年になって家の外灯下に集まる昆虫達を観察するようになってからは、3週期ぐらいは回っている気がする。

最後に少し違う角度からの写真をアップしてみる。

コシロシタバ(成虫)

少し前に、夜の庭のパトロール中に、芝の上に居る蛾の成虫を発見。写真に収める。以下が、その写真。

この蛾の幼虫が好む食草樹は、クヌギとの事である。我家の庭には、クヌギは生えていない。我家から一番近いクヌギの木や雑木林までは、100メートルぐらいは離れているのではと思う。逆に考えると、この蛾の行動範囲は、100メートル以上はあるという風にも考えられる。

ちなみに、このコシロシタバは、2019年度の環境省のレッドデータ・リストでは、準絶滅危惧種として、リストアップされている。各都道府県が、独自に調査作成している近年のレッドデータ・リストでは、比較的近隣の県の状況を調べてみると、お隣の栃木県や千葉県で、準絶滅危惧種に、群馬県で絶滅危惧Ⅰ類、宮城県で絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

幼虫がどんな姿なのかを調べるために、ネットで検索するも、中々、幼虫の画像がヒットしない。これは、それほど、人の目に触れる事が少ないという事に結び付けて良いものなのか、どうなのか、真相は如何に。

“コシロシタバ(成虫)” の続きを読む