数日前に近隣で見かけたスズメガの一種である。
大きさは、前翅長20ミリぐらい。
この蛾は、過去に投稿していたような気もしたので、確認したところ、3年前の7月10日に投稿済みを確認した。ただ、その時の投稿時の写真より全然精度のある写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。
種名は、ホシヒメホウジャク。
幼虫の食草は、アカネ科のヘクソカズラ。
生息分布の方は、国内は、北海道から九州の屋久島まで。海外の分布は、済州島含む韓国、台湾、中国の東部の一部の地域から生息報告が上がっているようである。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
数日前に近隣で見かけたスズメガの一種である。
大きさは、前翅長20ミリぐらい。
この蛾は、過去に投稿していたような気もしたので、確認したところ、3年前の7月10日に投稿済みを確認した。ただ、その時の投稿時の写真より全然精度のある写真が撮れたと思うので、再投稿してみた。
種名は、ホシヒメホウジャク。
幼虫の食草は、アカネ科のヘクソカズラ。
生息分布の方は、国内は、北海道から九州の屋久島まで。海外の分布は、済州島含む韓国、台湾、中国の東部の一部の地域から生息報告が上がっているようである。
昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。
違う角度からの写真をもう一枚。
大きさは、前翅長30ミリちょっとぐらいであったであろうか。
この雰囲気のスズメガで、真っ先に思いつくのは、セスジスズメだったので、セスジスズメを当たると、とても似た種にコスズメという種がいる事を再確認した。
では、セスジスズメなのか、コスズメなのかを、慎重に吟味してみると、上の写真の個体は、コスズメであることが分かった。
セスジスズメとコスズメの成体の違いとしては、セスジスズメの方が、名前の由来にもなっている背の筋がハッキリ目立つようである。他にも、上翅上のラインも、もっと濃くクッキリしている気がする。
幼虫の食草はというと、コスズメもセスジスズメも、どちらもブドウ科のヤブガラシなんかが知られているが、最近、庭のヤブガラシで見かけるのは、セスジスズメの幼虫ばかりで、ここんところ、コスズメの幼虫を目にした記憶が随分とない。そういった意味では、少しラッキーな出会いであったかもしれない。
コスズメの生息分布は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の分布は、朝鮮半島、台湾、中国大陸の東部からの報告が上がっているようである。
一方で、結構雰囲気の似ているセスジスズメの生息分布も記しておくと、国内は、殆ど被っているが、南方系の種らしく、海外は、西はインドまで、南は、東南アジアを経て、赤道を通過してオーストラリアまで広く生息しているようである。
最近、近隣で、この蛾を見かけて写真に撮っていた。
調べるまでもなく、名前は、ベニスズメと分かった。
大きさは、前翅長27ミリといった辺りだったであろうか。
幼虫は、時々見かけても、成虫には滅多に出会えない気がするので、この蛾との遭遇は素直に嬉しかった。
スズメガの仲間は、驚かすと、弾丸のように飛び去ってしまうケースが多いが、まだ気温も低いこの時期ということもあり、手に乗るか試してみた。
思いの外、抵抗なく、手のひらの上に乗った。
下翅が、濃いピンクなのが分かる。
以下に、翅の裏が見える写真を貼ってみる。
表面よりも、ピンクの部分が多いのが分かる。
さて、このベニスズメの幼虫の食草は、ホウセンカとかオオマツヨイグサ等らしい。
生息分布の方は、国内は、北海道から九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布の方は、海外では、Deilephila elpenor Linnaeus, 1758という学名で認識されている蛾がベニスズメのような気がするが、その学名での生息分布は、ヨーロッパにはヨーロッパ全土に濃く生息している気がする。千島列島や樺太やロシア沿海州……中央ロシアにも。朝鮮半島や中国にも生息していて、タイやミャンマーの北部山岳地にもいるようである。
Deilephila elpenor Linnaeus, 1758とDeilephila elpenor lewisii (Butler, 1875)の二つの学名の関係性は、ちょっと簡単に調べただけでは、分からなかった。
とにかく、ベニスズメは、比較的大きく、人目を引く色彩をした蛾である事は間違いない。