数日前に、家の外灯下に来ていた蛾の紹介をする。
一風変わった風貌と少し大きめのサイズが、最近、小さめの蛾ばかりを見慣れてきている私には新鮮に感じられた。
直ぐにツバメガ科のギンツバメという種類だと分かる。
また、嬉しかった事に、このツバメガ科に属する種類は多くなく、更にギンツバメ亜科に属する蛾は、日本に3種類しかいない事実があった。いつものように似た種類が多すぎて、同定に自信が持てなかったり、時間がかかるという経過を経験しないで済んだ。
さて、このギンツバメの幼虫の食草は、ガガイモやカゴメヅルの仲間等キョウチクトウ科(元はガガイモ科)の植物らしいが、我家の敷地内や近所に生えていたっけという感じである。
もちろん、気が付いていないだけで、比較的近所に生えている事に気が付いていないだけだと思うのだが……。
大方のギンツバメの紹介ページでは、25〜29ミリと紹介されていたが、私が自宅で見たギンツバメのサイズだが、開張寸で35ミリぐらいはあったと思う。アスペルガーチックに、瞬きをせずに、1センチ毎の指差確認をしながら、頭の中で測ったつもりなのだが……
この点は、写真の背景の場所をもう一度突き止めて、定規で測ってみようと思う。笑
追記……因みに、このギンツバメは、秋田県と福岡県のレッドリストで、絶滅危惧Ⅱ類に指定されているようである。