チャバネツトガ 成虫 Japonichilo bleszynskii (Okano, 1962)

昨晩、子供と最近ウナギ釣りに出かける場所で見かけて写真に撮っていた。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだった。

調べたところ、チャバネツトガで合っていると思う。決めては、翅脈状にある黒い極小の小点であろうか。

幼虫の食草は、イネ科カサスゲという植物らしいが、カサスゲが私には未知なる植物である。ただ、湿地性の植物との事で、釣りをした場所の小川の中にも抽水植物が群生している場所があるので、その中にあったりするのであろうか?

この蛾の生息分布は、国内は本州、四国、九州であろうか。海外は、中国やシベリアにもいるとの情報もあったが、私は裏は取っていない。

また、日本のレッドデータでは、群馬県が絶滅危惧種Ⅱ類に、栃木県が準絶滅危惧種に指定している。

余談であり、チャバネツトガとは関係ないが、昨晩のウナギ釣りで、帰り支度をしている時に、土手に結構な光量の蛍の点滅を見つけた。釣り時に使ったケミホタルでは絶対に無い。懐中電灯を消して、辺りを見回すが、点滅はその1匹だけであり、なんとかその蛍の正体を確かめようと、網を伸ばして捕獲を試みたが、草むらの地面へと落下してしまった。それ以降、点滅はしてくれなかった。

おそらくヘイケボタルなんだと思われるが、8月間近にまだ蛍が居るんだという事が、私の中では新鮮で、また、昨晩は殆ど月が出ていなかったとは言え、かなりの光量だった。どんな大きなヘイケボタルだったのか、実物を捕まえたかったものである。

ホソスジツトガ 成虫 Pseudargyria interruptella (Walker, 1866)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

決して、珍しい種というわけではなく、近隣でも時々出会える蛾ではある。

過去に投稿済みの種であるが、既投稿の画像より、今回の投稿に使う写真の方が特徴が分かりやすいと思うので、再投稿する。

前翅長8ミリぐらいだったと思う。

名前は、ホソスジツトガ。ツトガ科ツトガ亜科に属する蛾である。

生息分布は、目撃報告をネット上で確認したところ、本州から九州まで、海外は韓国と台湾に目撃報告が集中していた。

幼虫の食草は、知られていないようであるが、苔類なのでは?と書かれている方もいた。

スジツトガ 成虫 Chilo sacchariphagus stramineellus (Caradja, 1926)

最近、近隣で、この蛾の写真を撮っていた。

色んな場所で時々見かける蛾なので、既に投稿済みと思っていたが、確認すると、ブログ未投稿と分かったので、投稿してみる。

名前は、スジツトガ。この手のツトガと名前に付く蛾としては、この蛾は大きめで、この個体も前翅長で14ミリぐらいあったかもしれない。

幼虫の食草は、イネ科のヨシ、ススキ、オギ等であり、茎内を侵食するようである。サトウキビなんかも、食べるようである。

羽化してからの劣化で、このような薄汚い色合いになるわけではなく、最初からこの色合いで羽化してくる。