チャマダラキリガ 成虫 Rhynchaglaea scitula (Butler, 1879)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長17ミリといったところであったろうか。

種名は、チャマダラキリガだと思う。

成虫で越冬する種類で、11月ぐらいから翌4月ぐらいまで見られる蛾とのことである。

幼虫の食草は不明らしい。(常緑のカシ類との情報もあった。)

似た種類にクロチャマダラキリガがいるとのことだが、私も過去にクロチャマダラキリガと断定した蛾の投稿をしているが、1番の違いは、前翅後端が、チャマダラキリガの方は、真っ直ぐではなくギザギザになっているようである。上の写真でも、右の翅の方で、ギザギザなのを確認出来ると思う。

チャマダラキリガの方も、過去に、であることを写真が少し小さく不鮮明であるが投稿済みなのを確認したが、その時にも言及したが、チャマダラキリガは、暖かいところを好む蛾のようで、生息分布の方は、国内は、北は、太平洋側は宮城県、日本海側は石川県……南は、九州を経て、沖縄本島含む南西諸島まで。海外の生息分布の方は、朝鮮半島の南部の方には居る蛾のようである。

シマキリガ? 成虫  Cosmia achatina Butler, 1879

本年の7月の頭に写真に撮っていた蛾の種名が多分判明したので、投稿してみることにする。

大きさは、前翅長13ミリぐらいだったと思う。

とても色合いの変異の多い蛾のようであるが、ヤガ科ヨトウガ亜科のシマキリガだと思われる。年一化の初夏に現れる蛾というのも一致している。

幼虫の食草は、ニレ科のエノキとの事である。

生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外の生息分布は、南部を中心に朝鮮半島と台湾からの報告が上がっているようである。

ネスジシラクモヨトウ 成虫  Apamea hampsoni  (Sugi, 1963)

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾のひとつである。

大きさは、案外と小さく、前翅長15ミリぐらいしかなかったと思う。

種名はと言うと、ネスジシラクモヨトウだと思われる。

ネスジシラクモヨトウのネスジが何を意味するのか、私には分からないが、上の写真の個体はネスジシラクモヨトウで合っていると思う。

2年前の5月8日にもネスジシラクモヨトウの投稿をしているが、その投稿の個体達も、上の写真の個体とは雰囲気が違うが、ネスジシラクモヨトウなんだと思う。

幼虫の好む食草は、不明とのことである。

生息分布の方は、国内は、北海道から対馬含む九州まで。海外の生息分布は、済州島含む韓国からの報告があるようである。