ムラサキアツバ 成虫

一昨日、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

形状からヤガ科のアツバ亜科を調べていたが、妥当な種に行き当たらず、それならばとシタバガ亜科を当たったところ、ムラサキアツバに行き着いた。似た種にヨツモンムラサキアツバが居るが、写真の個体は、ムラサキアツバの方だと思う。

大きさは、前翅長14ミリぐらいだったと覚えている。

幼虫の食草は、キノコ類である。カワラタケやサルノコシカケのようなキノコに発生することが知られているが、栽培椎茸を加害しているケースも現実には存在している。

こうしたキノコは、我家の近所の自然科にも普通に生えている。

アシブトクチバ 成虫

最近、近隣で、この蛾を見かけて写真に撮っていた。

既に死んでいる個体であり欠損箇所等もあるが、種の特定に繋がる情報は残していると感じた。

大きさは、前翅長で20ミリぐらいの中型の蛾であった。名前は、アシブトクチバだと思う。

幼虫の食草は、ザクロやサルスベリ等とのことである。

本州から沖縄まで分布しているところを知ると、南方系の蛾だと思われる。ちなみに、近似種で、オキナワアシブトクチバという種もいるようである。