アワヨトウ? 成虫

数日前に我家の外灯下に来ていた蛾である。

単色っぽい色合いや雰囲気から、ヤガ科のキヨトウの一種のような気がしたのだが……

大きさは、前翅長で13ミリぐらいだった気がする。キヨトウの仲間にしては、翅に筋目が見えず光沢があるように見えるが、ヤガ科ヨトウガ亜科のアワヨトウではないかなと考える。

幼虫の食草は、イネ科の稲を筆頭にトウモロコシ、他の科の野菜もと多岐に渡っているようである。

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2021年8月26日追記

アワヨトウっぽい蛾は、我家の外灯下に時々来るが、少し鮮明に撮れた写真を投稿しておこうと思う。

撮影年月日は、2021年8月26日

アトジロキヨトウ? 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で18ミリぐらいだったように記憶している。ヨトウガ亜科のこの手の汚れた白ベースの蛾達を見分けれるのか自信がなかったが、今回は翅上に明らかに見て取れる何本もの縦筋がある。

この事実を手掛かりに種を絞ると、アトジロキヨトウ、クサシロキヨトウ、スジシロキヨトウの3種に限定されてきた。

そして、スジシロキヨトウは、黒い点列が2本になるとの事で候補から外れた。また、上の写真の個体の個人的感想は、比較的汚れ感が少なく綺麗な方に見えた。こうなって来ると、クサシロキヨトウも候補から外したい気がした。

そこで、上の写真の個体を、私はアトジロキヨトウと同定したのであるが、正しいのであろうか?

さて、このアトジロキヨトウ、クサシロキヨトウ、スジシロキヨトウの3種に共通して言えるのは、幼虫の食草がイネ科の植物ということである。

フタオビキヨトウ 成虫

昨晩、我家の外灯下に来ていた蛾の一つである。

大きさは、前翅長で2センチぐらいだった。調べたところ、名前は、フタオビキヨトウではないかと思っている。

類似種に、ミヤマフタオビキヨトウやナガフタオビキヨトウが居て、見た目的に凄い大きな違いはないのだが、厳密に見ていくと、フタオビキヨトウが近いのかなといった感じである。

ところで、このフタオビキヨトウの類に共通しているのは、幼虫の食草であり、湿地に生えそうなオギやヨシやガマに依存して育つようである。

ということは、明らかに我家の庭で誕生している蛾ではない。そうした湿性植物が生えている谷地の端までは、家から4、5百メートルは離れているのではないだろうか。