ヒゲナガクロハバチ  幼虫

撮影場所は、近隣の森林公園。

本年の6月6日に写真に撮っていた蛾の幼虫なのかハバチの幼虫なのかも分からなかった黒い幼虫の名前が分かったので投稿してみる。

とにかく、ナルコユリかアマドコロの葉をムシャムシャ食べている全身真っ黒の幼虫の正体をずっと知りたいと思っていたところ、偶然、この幼虫をヒゲナガクロハバチの幼虫として紹介するページにネット上で出くわしたのである。

この幼虫の特徴として、若齢のステージでは黒くなく透明っぽい白い外観をしているとのことである。また、捕まえようと手を伸ばすと、ポロッと地面に落下するとの事である。

この後者の習性は、同じ時期に他の雑木林でコバキボウシか何かの葉についていて、近付くとポロッと地面に落ちる幼虫に出会していて、蛾の幼虫にしては危機回避行動が進化していると思った記憶がある。

この時の幼虫は、色彩的にヒゲナガクロハバチの幼虫では無かった気がするが、ハバチの幼虫の中には、危険を感じるとポロッと地面に落ちるタイプが居るのは間違いなさそうである。