少し古い写真を整理していたら、種名まで辿り着き投稿に使えそうな写真を見つけたので投稿してみる。
撮影年月日は、本年6月24日。撮影場所は、我家の外灯下。
体長は、14ミリ〜18ミリぐらいの間だった気がする。名前は、マダラヒメバチ。
このハチっぽい紋様のハチだが、攻撃的なハチの仲間とは違い、所謂、寄生蜂の生態を持つハチである。要するに、アゲハチョウの幼虫1匹に、このマダラヒメバチは、自らの卵を一つ産み付け、マダラヒメバチの幼虫は、アゲハチョウの幼虫を少しづつ蝕みながら成長してゆくのである。
ところで、寄生するのは、アゲハチョウとの事だが、アゲハチョウ全般に寄生するのか、アゲハチョウの一般種と言えるナミアゲハに寄生するのかは、ネット上を少し調べただけでは、答えを見つけられなかった。
そう言えば、今年は例年とは違って、庭でナミハゲを見かける事が少なかった。ナミアゲハの幼虫自体も、庭の小さな柑橘の苗に、例年と違って見つけられなかった気もする。
今年、庭でナミアゲハに殆ど出会わなかったという事実に、マダラヒメバチが関与しているか否かは、今のところ判らない。