ガガンボダマシの一種

数日前に我家の外灯下で見かけ、写真に撮っていた。

大きさは、体長12ミリぐらいで、脚の長さも入れると2センチ以上になり、決して小さい印象ではない。

しかし、そろそろ我家の外灯下に現れ始めた様々なガガンボ達と比べると、やはり、脚の長さが全然短い気がする。今回学んだガガンボダマシという種とガガンボ達を一瞬で見分ける自分なりの方法があるとすると、前脚の第一節の長さが、ガガンボダマシの方が全然短い。ガガンボの特徴は、この部位が異常すぎるぐらいに長いことがあると思う。

さて、このガガンボダマシという科であるが、殆ど研究がされていない科の気がする。一方、同じくガガンボと名に付くガガンボ科の方も、決して研究が進んだ科とは言い切れない気がするし、近隣で見かけて写真に納めたガガンボの種に行き着けないケースがよくある。そして、ガガンボダマシ科は、更に未開拓未研究の科である事は歴然である。

ところで、上の写真のガガンボダマシは、初めて見たというわけではなく、我家の外灯下では、たまに見かける種である。次回は、捕獲するなりして、もうちょっと明るい場所で鮮明な写真を撮ってみたいと思う。