数日前に、近隣の雑木林で見かけて、写真に撮っていた。
最初は、この雑木林に大挙している中大型のガガンボかなと思って近寄ったのだが、なんとも奇妙な行動を取っていた。
名前は、アシナガムシヒキ。大きさは、中型のガガンボぐらいあった。
ガガンボが例えに出てきたが、最初は遠目にはガガンボに思っていた。ただ、近づいてみると、両前脚を持ち上げ、所謂ハエの擦り擦りを頻繁にやっているのが、目に入った。
ここでガガンボじゃないと気が付いたら、頭部の形もアブに近いなと冷静に見えてきたのであった。
この時期に出会える肉食系のムシヒキアブの一種である。
とても興味深い行動(習性)は、見てて飽きなかったな。
大きなサンプルで分かりやすかったが、よく見る他の蠅達のスリスリ行動も、頭部より上に前脚を持ち上げてやっているのかなとも類推した。