チャイロオオイシアブ(セアカオオイシアブ)

数日前に近隣の雑木林で見かけていた大きなムシヒキアブである。

過去に、この雑木林では、オオイシアブという似た種類のムシヒキをよく目にしていたので、勿論、オオイシアブかなと思いながらスマホカメラのシャッターは押していた。

同時に、ちょっと違う種ではないかとの違和感も感じていたのは告白しておく。

先ずは、オオイシアブと比べて、ちょっと大きい気がした。他には、各所にオレンジの部分が多いような気がした。

実際のところ、オオイシアブの方は、胸部背側は黒いし、腹部のオレンジ色の面積も少ない気がする。

そして、ここもポイントにしたいところは、成虫出現の時期である。同じ森でオオイシアブが沢山見れたのは、1ヶ月以上も前の事であり、ひさびさに見た毛むくじゃらのムシヒキが上の写真の個体であった。

同じ森で、オオイシアブには結構な頻度で出会えたが、これから、このチャイロオオイシアブにも同じような頻度で出会えるのかは、歳月をかけて確認してゆきたいと思う。