アワダチソウグンバイ  (つくば市南部)

昨日、お昼休憩に選んだ場所の近く(小川沿いの畦道)で発見。というか、無数に居た。

この虫が、アワダチソウグンバイという事は知っていたが、この付近一画のセイタカアワダチソウ群には、かなりの数が発生していた。大きさは、2ミリちょとぐらい。今回は、胸ポケットから定規を出して測った。

さてさて、このアワダチソウグンバイとの出会いで、改めてネットで知識を得てみて知った事に、この小さなグンバイムシの仲間は、北米原産の外来種で初確認は1999年か2000年に兵庫県においてという事であった。

この写真の葉(セイタカアワダチソウ)も、食害で穴が空いているのが見て取れるが、このアワダチソウグンバイの仕業と思いたい。

一応、ここ20年ぐらいの新しい外来種という事で、正確な知識が整理されていないのではと、余計なお節介心で思ったので、主観で私が感じた事を書いていくと、

✳️葉の表側で目に付いた。一般論で葉の裏にはもっと沢山隠れていたのであろうか?今度見てみようと思う。

✳️こうした小さな虫は、葉裏から吸汁する形で葉を黄変や白変させたりするのをよく目にするが、私の写真には、明らかに穴が開くほどの食痕が写っている。

✳️近づいても逃げる気配が無い。

✳️ヨモギやアレチノゲシ等近くの他の植物の葉の上にも、セイタカアワダチソウ程ではないにせよ、見られた。こちらは、またその場所で休憩した時にでも、セイタカアワダチソウ以外にもアワダチソウグンバイの仕業と思える食痕があるか確認してみようと思う。

✳️昨年の11月にも同じ場所は訪れているが、満開に花を咲かせるセイタカアワダチソウの群落に、このアワダチソウグンバイは見つける事は無かった。

以上。

因みに、アワダチソウグンバイなるちょっと不思議な形をした小昆虫を知っていた理由は、昨年、プラタナスの大木の葉の裏にいる似たような形のグンバイムシの仲間を、ネット上で調べている時に、ヒットしてきたからである。

近々、プラタナスグンバイの投稿もしてみようと思う。