ヒメセダカカスミカメ Charagochilus angusticollis (Linnavuori,1961)

最近、我家の外灯下に来ている極小のカメムシの仲間である。

最初は、極小のハエの仲間なのかと思っていたが、よく見るとカメムシっぽくも見えるし、カメムシの仲間を当たっていると、ヒメセダカカスミカメとい該当種を見出せた。

大きさは、体長3-4ミリ。

カナムグラやカラムシの類に集まるとの紹介を、ネット上で読んだ。

尾端のフラットさが、特徴のカスミカメである。

生息分布は、日本、韓国、近接アジア諸国の一部といったところであろうか。

アカホシカスミカメ

一昨日の火曜日に、家の外灯下に来ていた。少し離れた場所の外灯下にも来ていた。

なので、それなりの個体数が、我家の庭で誕生しているのかなと思われる。

さて、大きさはと言うと、写真に撮るのを躊躇するぐらい小さい。体長7ミリぐらいだと思う。

今シーズン今回が初めての飛来ではなく、5月頃にも家の外灯下に来ていたような記憶がある。その際には、あまりの小ささにスルーしたのを覚えている。(私の中では、昆虫の7ミリは、極小のレベルである……あとは、昆虫って、意外と小さいようでも、測ると10ミリ以上とかあったりする。)

写真に撮ったものを見ていると、カメムシの仲間の気がしたので、カメムシの路線で調べると、アカホシカスミカメという種類だと分かった。

アカホシの名の由来は、よく見ると赤茶色の小さな点が、翅の真ん中後半の方に見て取れるところから来ているのかなと思いたい。

幼虫の食草は、マメ科のハギやイネ科の植物との事である。イネ科の植物となれば、稲の害虫としても認識されている極小のカメムシである。

年、数回発生するようで、今週に外灯下に現れている個体群は、今シーズン2回目の発生のもの達かと思われる。