ミヤマアワフキ? 福島県 標高1200メートル

このアワフキは、近隣近所で見たアワフキではないが、敢えて、近隣近所の身近なアワフキ達との比較の意味合いも込めて投稿してみようと思う。

一週間ぐらい経ってしまったので、正直、正確な大きさを思い出せない。ただ、近場でよく見るアワフキの平均サイズ程度だったとは思う。要は、1センチ弱ぐらいだったのかなぁ。種名は、ネット上の画像から探すと、ミヤマアワフキというのかなといった感じである。

さて、虫を観察するようになってから数年、高地での意識的な虫観察は初めてだったが、アワフキって、こんな標高の高い所にもいるのかっていうのが正直な感想であった。

今回の1200メートル地点というのは、平地の植生とはかなり違う植物群に感じたが、一体、このアワフキは、何に寄主しているのであろう?

私の現段階の推論では、高標高に居る昆虫達は、氷河期からあまり姿を変えていないのではと思うのであるが、という事は、このアワフキも氷河期には、存在した可能性はある。

以上。

ハマベアワフキ

近隣のよく散歩する小川沿いの土手道(普通の人なら絶対突入しないような背丈より高いヨモギが立ちはだかる道を)を掻き分け進んでいると、このアワフキと思える昆虫が沢山居るエリアがあった。

写真だと分かりづらいが、案外大きくて、どれも10ミリを超えていくサイズである。

そして、名前はハマベアワフキという種であろうと落ち着いた。名前にハマベ(浜辺)と付いているのが気になったが、他の方の投稿で海岸線から遠い内陸にも生息しているという記事も読んで安心した。

このハマベアワフキは、イネ科植物の茎とかを吸汁すると、何かで読んだ記憶がある。

ところで、このハマベアワフキが沢山発生していた場所は、去年の晩秋から春先、そして春までは、同じヨコバイ亜目のツマグロオオヨコバイが沢山見れる場所と被っている。

そして、今回この時期、ツマグロオオヨコバイの姿は1匹も見かけなかった。幼体の印象(気配)も無かった気がする。

今回は、ハマベアワフキの投稿であるが、1年間の中で、ツマグロオオヨコバイがお休みのシーズンって有るんだと、少し意外な感想を持った1日であった。