休憩中の車内から、駐車場の植栽に止まっているカミキリっぽくもあり、ジョウカイボンの仲間っぽくも見える昆虫を発見。降りて、写真に撮ってみた。
ハッキリと体長は、20ミリはあった。
名前は直ぐに分かり、ソボリンゴカミキリというらしい。名前に付くソボは、九州の山奥の祖母地方のソボから来ているみたいである。
元々は、山地のシャクナゲやツツジに寄生しているカミキリのようであるが、そうした地域のシャクナゲやツツジが平地に移植された際に、一緒に移動して来て、平野部でも見られるようになったカミキリとの事である。
確かに、この写真のカミキリが止まっている葉も、ツツジの仲間のサツキの葉のような気もする。
幼虫は、こうした低木の幹内を穿孔する形で成長するので、害虫として捉えられている一面もある。