キボシチビヒラタムシ  Laemophloeus submonilis Reitter, 1889

昨晩、我家の外灯下に来ていたとても小さい甲虫である。

大きさは、体長6ミリぐらいだったのではないだろうか。

調べたところ、ヒラタムシ科のキボシチビヒラタムシと判明。

生息分布の方は、国内は、一応、北海道から九州までいるようである。しかし、九州とかは少ないようである。ちょっと海外の分布は分からなかった。

アカハバビロオオキノコ Neotriplax lewisii (Crotch, 1873) 2nd

最近、近隣で見かけて写真に撮っていた小さな甲虫である。

今回の投稿の主役は、赤茶色の方の甲虫である。ちなみに、黒光りしている方は、ルリオオキノコと言う。

さて、大きさは、体長7ミリぐらい。

種名は、直ぐに、アカハバビロオオキノコだと思った。3年前の5月5日にも、投稿している種である。まだまだ昆虫を観察し始めて間もない頃であるが、珍しく種の同定は当時も間違っていなかったのを確認して、安心した。

上の写真でも分かるように、カワラタケのような硬いキノコを食べる甲虫である。

生息分布の方は、国内は、本州から九州(対馬含む)まで。海外の生息分布の方は、ちょっと辿り着けなかった。

ヒメオビオオキノコ Episcapha fortunei fortunei (Crotch, 1873)

昨晩、我家の外灯下に来ていた甲虫の一つである。

大きさは、体長9ミリちょっと。

一瞬、ヨツボシモンシデムシ……それともケシキスイかと思いそうになったが、少し見ると、それらとは明らかに違う気がした。そして、調べたところ、オオキノコムシ科のヒメオビオオキノコと判明した次第である。

それにしても、昆虫の面白いところは、科を超えて、紋様が似ている種が存在するところである。この二列のオレンジのラインの特徴は、前出のシデムシ科モンシデムシ亜科のヨツボシモンシデムシ、ケシキスイ科のヨツボシケシキスイ等も、ちょっと似た雰囲気だし、まだ、他にも科を超えて、似た雰囲気の種もいるはずである。……どれかの重要種に擬態している気もするが、他の理由もあるかもしれなく、現段階では、この理由を私は知らない。

さて、この初めて出会ったキノコムシの生態を少し書くと、カワラタケのような硬いキノコを食べるようである。

生息分布の方は、国内は、本州以南……奄美大島辺りまで生息しているようである。海外の生息分布は、ちょっと分からなかった。