昨晩、帰宅後にソファーで寛いでいると、ふと腕のあたりを小さな虫が這っている感触を感じる。
チラッと見ると、薄茶色の小さなカメムシの幼虫か何かに見える。取り除こうとした時に、確認のためにマジマジと見ると、カメムシの幼体ではなくテントウムシの仲間である事が確認出来た。
以下が、その時に室内の明かりの下で写した写真である。やはりピンボケになってしまった。
大きさは、よく見かけるナミテントウやナナホシテントウより明らかにひとまわり小さい。色合いは、牛乳たっぷりのミルクティーやコーヒー牛乳といった感じのアイボリー色みたいな感じ。
紋様の配列も色も見た事がないテントウムシの気がして、直ぐに調べたところ、ムーアシロホシテントウという種名が判明。
このムーアシロホシテントウは、ナナホシテントウ並みにアブラムシの捕食率がある事が知られていて、おまけに定着率も良いとの記事を見つけた。なんか、良い事づくめのテントウムシの気がする。
さらに、このシロホシテントウの仲間には、植物に付く地衣類も食べる種もいるらしく、うどん粉病菌を食べてくれる種もいるようである。
机上での考えでは、このシロホシテントウの仲間達には、どんどん増えていって欲しい気がする。
個人的に、そんなに目にしないテントウムシの気がするが、ちょっと生息状況や生息環境等の動向を注目していきたいテントウムシである。