ベニモンアオリンガ

昨晩、家の柱に止まっているのを発見。随分、分かりやすい紋様だったので、種の特定も簡単と踏んだが、実際に簡単だった。

名前は、ベニモンアオリンガ。幼虫が、ツツジ、サツキ、シャクナゲに付く蛾のようで、蕾を食害して花の咲きを悪くしたりするみたいである。

体長は、1.5センチぐらいに見えたが、ネット上でも17〜21ミリぐらいの大きさの蛾との情報があった。

因みに、個人的には初めて、リンガと名の付く蛾に出会った気がするが、ネット上では、リンガ(実蛾)の意味はサッパリ見当が付かないとの情報が幾つかあった。

私にも、今のところ、さっぱり分からない。

アカガネサルハムシ

昨日、庭の草むしり中に、草の間にとて綺麗な小さい甲虫を発見。直ぐに写真に納めるが、ピンボケ。再度撮ろうと探すが、もはや、その場所にはおらず。

名前を調べるとアカガネサルハムシと判る。そして、ブドウの仲間に付く虫と判る。

確かに、傍に、下草に覆われたブドウ(種から育てたアメリカの野葡萄)が植わっている。

夜に、すっかり綺麗になった一画に生えるその葡萄を見に行くと、2匹のアカガネサルハムシが居た。

本日、天気が良ければ、また写真撮影にチャレンジしてみたい。

コマユバチ タケカレハ幼虫編

先ず、蜂に寄生されてしまったタケカレハの幼虫にしてみれば、とても悲惨な状況であるが、人間界に正しい知識が植え付くため、敢えて痛ましい写真を使わせてもらった。

現場では直ぐに蜂に寄生された姿だと勘ぐりは付いたが、家に帰り、ゆっくりとこの寄生蜂の事(この場合はコマユバチ)の事を調べて知った事実に、おそらく国内に100種類以上は居るであろうが、ほとんど名前も知られていない、付いていないという事実があった。

ネット上には、同じようなタケカレハの幼虫やヨシカレハの幼虫がたかられてる写真が沢山出回っているのに、「エッ」って正直思った。

ただ、そうしたコマユバチと分類される寄生蜂に寄生された蛾の幼虫達の写真を見ていると一つの共通性が見て取れた。寄生される蛾の種類(もしくは科)によって、繭の形が違う気がするという事である。

これが意味している事は、単純に寄生する蜂達は、相手を選んでいる可能性が高い気がする。

さて、このコマユバチの仲間は、こうした蛾に卵を産み付けられた後、蛾の体内というか体液を吸う形で育ち、やがて上の写真のように繭を作り、自然界へと飛び立っていくのである。写真をよく見ると、繭に穴が開き既に飛び立った後の繭も見て取れる。ただ、寄生されている時は、勿論、その後も、寄生されていた蛾は生き続けるのである。暫くすると死んでしまうとの記事もあった。

ここで思ったのは、どなたか、寄生されて初期のこうした蛾の幼虫を見抜き飼育して、どんな蜂が飛び立っていくのかを調べて欲しいと思った。

私に時間があったら、やるんだけどな。(笑)