フトナガニジゴミムシダマシ  (つくば市中部)

仕事の休み時間に、雑木林に無造作に集められている倒木を眺めていたら、薄赤紫に輝くこの甲虫が居た。

真上から写した写真をもう一枚。

大きさは、1センチぐらいで、ズングリ丸い印象。写真だと全然伝わっていないが、綺麗に薄赤紫に輝いて見える。輝きの雰囲気は、センチコガネに似ている。

このナガニジゴミムシダマシの仲間には、数種類いるらしいが、フトナガニジゴミムシダマシにした理由は、上翅に篆刻列があるだけで、条溝が見て取れない点と、虹色に輝くというよりは、薄赤紫に単色に輝いて見える点である。あとは、単純に太く丸く見える。

カワラタケの仲間に集るとあったが、確かに側にカワラタケの仲間に寄生された朽木の倒木が沢山転がってはいた。

オオヒラタゴミムシ

最近、近所の里山の水田回りを散策している時に、ふと道路脇の石をどけてみると、目に入って来る黒い甲虫は、全部これかなと思っている。

最初に爪に泥がいっぱい入っていて汚く見苦しいのをお許し頂きたい。少し前に、逃げ惑うヒメキベリアオゴミムシを掴もうと必死になっていた代償である。

今の私の知識だと、水田周りのちょっと渇き気味の場所の障害物の下にいる黒い小さなゴミムシは、皆これであろうと考えているが、あながち外れでもないような予感はする。

あと、このゴミムシは匂いを出しているか微妙である。掴んでも、それほど指にあのゴミムシ独特の匂いが移らない気がする。

水田の近くなら、今の時期なら、いつでもどこでも出会えるゴミムシの気がする。

キイロホソガガンボ

小川沿いの土手の菜の花に止まっていた。この場所では、一月ぐらい前にキリウジガガンボも見たことがあるが、明らかに雰囲気(紋様)が違う。

ネットで調べたところ、キイロホソガガンボという種類である事が判明。ただ、生態に関する詳しい情報は、ほとんどヒットして来ず。

体長1,5センチ弱のガガンボとの事だが、ガガンボ類は脚が長いから大きく感じる。