数日前、巨大ショッピングモールの駐車場で休憩中に、目の前の林縁で発見。
身体が細い事と脚が太い事を特徴に、ネット上で照合して行くと、ホソヘリカメムシという種類が浮上した。
このホソヘリカメムシの好む食草は、マメ科の植物という事である。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
数日前、巨大ショッピングモールの駐車場で休憩中に、目の前の林縁で発見。
身体が細い事と脚が太い事を特徴に、ネット上で照合して行くと、ホソヘリカメムシという種類が浮上した。
このホソヘリカメムシの好む食草は、マメ科の植物という事である。
カネタタキの鳴き声は、私は好きな方である。我が家の庭でも、マサキの生垣の中から、時たま聞こえてくる。ただ、これはカネタタキの鳴き声だけをピックアップして聞いた時に、静寂の中に、等間隔で、チッチッチッチッチッ………チッチッチッチッチッチッ………チッチッチッチッチッチッ………チッチッチッチッチッチッ………と透き通るような高音の連続の鳴き声が耳に染み渡り、なんとも心優しい気持ちになれるのである。
しかし、実際、このカネタタキの声だけをピックアップして聞けるシチュエーションは、現在の私の家の周りには無い気がする。今の時期は、カネタタキの繊細な鳴き声を、完全に掻き消してしまいながら、外来種のアオマツムシの大合唱のシーズンへと突入している。
今の土地に引っ越してくる前に、ずっと街中の住宅密集地に住んでいた事があった。隣家との家の距離2メートル強、その薄暗い境界から、夏から秋にかけて、このカネタタキの繊細な鳴き声を聞く事ができた。大通りから少し入った必然的に高い樹木の少ない奥まった静かな住宅地の中なので、入浴中に風呂場の窓を開けた時に聞こえてくるカネタタキの生演奏は、本当に楽しみのひとつだった。
今となっては、偶然に玄関に迷い込んだカネタタキが、同じようなシチュエーションを、極たまに作ってくれるぐらいだが、カネタタキの風情ある美声を毎回楽しんでいられるほど余裕の無い日も多い……それぐらいの間隔で十分である。
思いの外の美声の持ち主の写真を以下に載せておく。短い翅があるので、オスのようである。メスには、翅は退化してしまっていて、存在しない。
このバッタも、我が家の庭での生息数は多いバッタである。その名も、オンブバッタ。
以下に褐色型も載せておく。
どちらの写真も、我が家の庭で撮られているが、少し、このオンブバッタについて書く事にする。
ほとんどの人は、このオンブバッタと似た種類のショウリョウバッタの違いが分からないと思うが、ショウリョウバッタの方には、角張ったゴツゴツしたイメージを持っていて良いかもしれない。一方、このオンブバッタは、華奢で少しフニャフニャしたような外観をしてると思ってもらって良いかもしれない。そして、オンブバッタの方がメスの最大長5センチ弱とずっと小さい種類である。
食性の方は、ショウリョウバッタの方が、イネ科植物を全般に餌に出来るのをはるかに超えて、オンブバッタの方は、大抵の植物を餌に出来るようである。
各種天敵に捕食される中で、天敵が現れにくい場所への進出を視野に、どんどん進化していった歴史が有るのだと考える。
今回は、オンブバッタの名前の所以であるおんぶ状態の写真が紹介出来ていないのが残念である。