オオミズアオ(成虫・幼虫)つくば市中部

本日、お昼休みを利用して、仕事先近くの雑木林を散策中に発見。

とにかく大きな蛾だね。触角の形状から、雌と分かる。

似た種類に、オナガミズアオという種が居るみたいだが、この写真のものは、オオミズアオなんじゃないのかなと思う。見つけた辺りに、オナガミズアオの幼虫の食草樹であるカバノキ科の樹木が、パッと思い当たらない。そして、オナガミズアオの方が全然珍しい種類との事から、私が写真に収めたのは、普通にたまに居るオオミズアオの方だと断定してみた。

2種の間には、色々な幾つかの相違点が有るのだが、オナガミズアオを見つけて、ブログに投稿する機会に恵まれた時にでも、その相違点は紹介してみたい。

上の写真は、オオミズアオで間違い無いと思う。


2019年9月17日追記

本日、仕事先での昼休み中に、いつもの林を散策中に見つける。

ちょっと付いてる木(ミズキみたいな木)の名前が分からないが、この巨大な幼虫がオオミズアオの幼虫だと思う。

この後蛹になり、蛹のまま越冬し、来春の5月ぐらいに羽化するようである。違う角度から写したオオミズアオの幼虫の写真も載せておく。

アブラゼミ

このセミは、どこでも見かける。少なくとも、私が日本の各地を引っ越しや旅行で転々とした地で、必ず見かけたセミのような気がする。

ただ、全てのセミの種類が、全国に生息しているわけでなく、このセミは、この地域には居ない等の地域差が存在するのも確かな気がする。

関東では、よく耳にするミンミンゼミの鳴き声も、九州で暮らした時代に一度も耳にした事がない。逆に、九州で定番のクマゼミを、関東で見かけた事がない。(局地的に、誰かが持ち込んだ物が繁殖してはいるらしい。)

ただ、このアブラゼミは、比較的日本全国何処にでもいるのではと感じる。ツクツクボウシも、比較的、日本全国何処の地においても出会うような気がする。

ところで、私が子供の頃は、このアブラゼミを捕まえても、虫籠に入れることは無かった。あまりに、ありふれた蝉だったし、万一、虫籠に入ってるところを、友達に見られたら、絶対に、「あいつ、アブラゼミ獲って喜んでいる。可哀想な奴。」とからかわれるのが目に見えていたからである。

ただ、近年、公園で虫捕りをしている子供達の虫籠を覗かせてもらうと、入っているのは、このアブラゼミだけだったりする時がある。そして、なんか少しせつなく可哀想に感じる自分がいる。

気軽に色々な虫に出会える環境が無くなってきたのか、虫達の捕まえ方を知らないのかは、分からない。ただ、子供達の虫を捕ってみたいという好奇心の芽を潰さないで欲しい。

小さな子供を育てるお父さん、お母さん、ゲームも良いけど、子供達の好奇心をくすぐるネタがいっぱいの身近な自然の中に、子供達を連れて行こうよ。😊

コバネイナゴ

8月の初旬に、近所の里山を散策中に、このバッタが大量に発生している水田が有った。ただ、一反(300坪)ぐらいの範囲に限定されていて、近隣の水田の全てに、このバッタが見られたわけでは無い。

恐らく、コバネイナゴという種だと思う。イネ科の植物を食べ、時に稲に対する害虫として扱われる種。飛翔能力は比較的高く、危険を察知すると、少なくとも5メートル以上は飛んで離れていってしまう。

この飛翔能力が有れば、どんどんと近隣の水田にも飛び火して行きそうだが、それほど広範囲で見られたわけでは無い。

昔は、このイナゴをよく重要な食料として食べていたとの事だが、増えすぎてゆくゆくは害虫と認識され無闇に殺されるなら、その時は皆で食べてあげればなと思う。身近な貴重な栄養源。

稲刈りが終わった頃に、またこの里山を散歩した時にでも、まだこのイナゴが沢山いたら、捕まえて、勿論料理して食べてみようかなとも思う。イナゴって、どんな味だっけ?


2019年9月16日追記

昨日、夕方、近所の小川に隣接する水田周りで見つける。じっとしてくれていたので、比較的上手に写真に撮れたと思う。上の2019年8月17日の大量にこのバッタが居た処より、下流に500メートルぐらい下った辺りで、写真に収めた。