ジョロウグモ

本日の夕方、家から2キロほど離れた親戚の家の庭で大きな蜘蛛の巣を張る大きめの蜘蛛を発見。

以下がその時撮った写真。

ジョロウグモと判明。というか、私が子供の頃は、黒と黄色の大型の蜘蛛は、全てジョロウグモ(私はジョウロウグモと発音していた)と呼ばれていた気がする。

まぁ正式には、上の写真の蜘蛛がジョロウグモのようである。勿論、この大きいのが雌で、雄は半分ぐらいの大きさである。

成熟し活動が活発になるのは、夏から秋にかけてであり、これは色彩が似たコガネグモが、初夏から夏にかけて成熟し活動するのと、少し時期がずれることになる。

また、このジョロウグモは、毒を持っており、網に掛かった獲物を毒で麻痺させて餌場まで運んだりするらしいが、人間には、ジョロウグモに噛まれたぐらいでは、何の影響も出ないとの事である。

コガネグモ

先程、ナガコガネグモの投稿をした際に、そう言えば、似たような蜘蛛の写真を過去にも何枚か撮っていた事を思い出し、写真データを振り返ってみた。

すると、昨年2018年8月5日撮影のこんな写真を見つけた。撮影場所は、これまた近所の別の水系の小川に流れ込む水路で撮られていた。

こちらの上の写真の蜘蛛は、コガネグモ。先程投稿したナガコガネグモと雌の大きさはほぼ同じで、脚の長さを除く体長で平均2,5センチ弱との事である。因みに、2種とも、雄は、ぐんと小さく雌の三分の一程度の大きさにしか成長しない。

コガネグモもナガコガネグモも、実際のところ、サイズも同じぐらいだし、模様も黒と黄色をメインにしていて、大抵の人には、同じ種類に認識されているかも知れない。

当の私が、まさにその口であった事を認める。

ナガコガネグモ

昨日、夕方、近所の小川の畔を、子供達と散歩。子供達は、前日の運動会の応援歌を振り付きで大きな声で歌いながら歩いている。街中で同じ事をやったら、クレームが来るに違いない。自然の中で大きな声で歌を歌っても怒られない環境が、ここにはある。

さて、そんな散歩中に見つけた昆虫たちを紹介してみる事にする。

ナガコガネグモ。この蜘蛛は、近隣でよく見かけることができる大型の蜘蛛である。この写真の個体で、手の先から脚の先までの全長で、6センチぐらいであった。手脚を除く体長で、2,5センチぐらい。同サイズで、黒と黄色の模様がベースになっている蜘蛛に、コガネグモという種類も居るが、大抵の人の集中力では、同じ種類に認識してしまうのではないだろうか。ただ、このナガコガネグモの紋様は、他の似たコガネグモの仲間達の中では、一線を画した紋様なのではないだろうか。

そして、この写真の個体は雌であり、雄の方は雌の三分の一程の大きさとの事である。年一化、成体は、8月ぐらいから11月ぐらいまで目にする事が出来るようである。

このクモは、ヨーロッパでも当たり前に見られる蜘蛛との事である。