先週末、群馬県の万座温泉に出かけた際に、見かけたザトウムシの一つである。
大きさは、体長7ミリ程度。身体の部分は、案外大きく見えるザトウムシであった。
調べてみたところ、トゲザトウムシという高地に生息するザトウムシと分かった。
トゲザトウムシの名の由来は、頭部に三つの小さな棘が並んでいるところから来ているみたいだが、上の写真では、ちょっと確認できない。ただ、第二歩脚が異様に長いという特徴は、上の写真からも分かるので、トゲザトウムシなんだろうなと思う。
生息分布は、ブナが生えるような本州の山地にしかいないようである。海外の生息分布に関しては、ちょっとたどり着けなかった。
ちなみに、このトゲザトウムシは、長野県との県境近くの更に標高の高い日本国道最高地点(2172メートル)でも見かけた。