コウゾハマキモドキ 成虫

家の近所で10月3日に写真に撮っていた蛾の名前が判明したので、投稿してみることにする。

結構小さくって、前翅長で10ミリ無かったと思う。

名前は、コウゾハマキモドキだと思う。

この蛾がいた近辺には、コウゾもあったし、野生化したクワが結構生えていた。

最初は、ヤナギイチゴハマキモドキという種にも行き着き付きかけたが、一体、幼虫の食草のコアカソやヤドノキやヤナギイチゴって何処にあるんだという具合であった。

その後、似たような紋様で、コウゾハマキモドキという種が居ることを知ったら、俄然、自分の中ではコウゾハマキモドキに落ち着いた。

ウスグロツヅリガ 成虫

本年10月11日に我家の外灯下で写真に撮っていた蛾の名前が判明したので、投稿する事にする。

名前は、ウスグロツヅリガ。大分時間が過ぎてしまったので、正確なサイズは思い出せないが、体長で15ミリ弱ぐらいだったのではと思う。

この蛾の幼虫は、興味深い習性を持っていて、ミツバチの巣を食べるとのことである。養蜂家からは、スムシと呼ばれ、忌み嫌われているらしい。

ワバチ(和蜂)の巣を食べるとのことだが、ミツバチ以外のハチの巣も食べるのかは、ちょっと調べただけでは分からなかった。

そして、ここで思ったのは、ミツバチの巣なんか辺りにあるのかなという事である。一応、7,8百メートルぐらい離れた場所の空き地にミツバチの巣箱が置いてあるのは見たことがあるが、家の敷地でミツバチが沢山飛んでいるのは見ていない。西洋ミツバチが、チラホラといったぐらいである。

一体、どこのミツバチの巣を食べて育ち上がってきたのか気になるところである。

アメリカミズアブ

本年10月13日に写真に撮っていたハエ(アブ)の仲間の名前が分かったので投稿する事にする。

仕事友達と休憩時間に、クワガタやカブトが集まる樹液の出る木を眺めていた時に目に入った。

本格的に秋到来を感じさせ始める季節の中で、久しぶりに大きめのガッシリしたケバエのようなアブのような昆虫に出会った事に少し違和感を覚えていた。というのも、ケバエの仲間も大型の肉食系のアブの仲間も、春先から初夏までが発生のピークであり、真夏の暑い時期にシオヤアブが活動しているのを最後に、殆ど見かけなくなっていたからである。

ということで、この体長2センチ以上あり、ガッシリ目の体格をしたこのアブのような昆虫は気になったのだが、調べたところ、アメリカミズアブという外来種である事が分かった。

日本への定着は、1950年代との事である。

堆積した生ゴミなんかにも発生するようである。ちなみに、発見場所のすぐ隣は食堂であり、確かに毎日生ゴミは発生するが、かなり厳重な処理移送がされていて、その辺から発生しているとは思えない。

このアメリカミズアブを調べていて興味が惹かれたのは、その生ゴミに発生して、生ゴミの処理に役立つという習性を利用して、世界中で、アメリカミズアブの幼虫の大量飼育がビジネスとして成り立っているケースが多々あるという事実である。

大きく育った幼虫は、家禽の餌や養殖魚の餌として、活きた状態でも乾燥させられた状態でも、需要があるとの事である。栄養価のバランスも良いと書いてあった。

ただ杜撰な管理や見通しで、このアメリカミズアブを導入したら、アメリカミズアブの大発生みたいな状況も予想出来るし、しっかりした環境変化への配慮や責任感のある企業だけにさせておいた方が良いというのが私の持論である。