アカウラカギバ   成虫

昨晩、近所の小学校の体育館で見つけた。

死後どれぐらい経過しているかは分からないが、取り敢えず写真には撮っておいた。

現場でも、カギバガ科の蛾であろうとは予測はついたが、帰宅後に調べたところ、一番臭いのは、アカウラカギバという種である。

この名前と特徴を知っていたら、現場で、ひっくり返し、裏面を確認したのにと思った。

残念ながら、裏面の確認はしなかったので、次回、体育館を訪れた時に踏まれずにまだその場所に居たら、確認してみたく思う。

ネット上の写真から一番似ている種を選んだだけで、種の同定に自信満々というわけではない。どちらにせよ、カギバガ亜科の蛾の種類は、物凄く多いというわけではないので、同定が間違っていても、ゆくゆくは正しい種に辿り着くことは出来ると考える。

ちなみに、このアカウラカギバの幼虫の食草は、ユズリハとの事である。近所で、ユズリハは、決してよく見かける樹木ではない。

ムーアシロホシテントウ

昨晩、帰宅後にソファーで寛いでいると、ふと腕のあたりを小さな虫が這っている感触を感じる。

チラッと見ると、薄茶色の小さなカメムシの幼虫か何かに見える。取り除こうとした時に、確認のためにマジマジと見ると、カメムシの幼体ではなくテントウムシの仲間である事が確認出来た。

以下が、その時に室内の明かりの下で写した写真である。やはりピンボケになってしまった。

大きさは、よく見かけるナミテントウナナホシテントウより明らかにひとまわり小さい。色合いは、牛乳たっぷりのミルクティーやコーヒー牛乳といった感じのアイボリー色みたいな感じ。

紋様の配列も色も見た事がないテントウムシの気がして、直ぐに調べたところ、ムーアシロホシテントウという種名が判明。

このムーアシロホシテントウは、ナナホシテントウ並みにアブラムシの捕食率がある事が知られていて、おまけに定着率も良いとの記事を見つけた。なんか、良い事づくめのテントウムシの気がする。

さらに、このシロホシテントウの仲間には、植物に付く地衣類も食べる種もいるらしく、うどん粉病菌を食べてくれる種もいるようである。

机上での考えでは、このシロホシテントウの仲間達には、どんどん増えていって欲しい気がする。

個人的に、そんなに目にしないテントウムシの気がするが、ちょっと生息状況や生息環境等の動向を注目していきたいテントウムシである。

シマバエの一種

ここのところ、夜に近隣で、この鮮やかなオレンジ色をした小さなハエの仲間に出会う事がある。

このハエは、近隣で3回見たことがある。どれも、別の場所においてである。全部、夜に見かけた。ただ、灯りに集まって来ているとも言えず、真っ暗な藪を急に懐中電灯で照らすと、居たりする。

大きさは体長5ミリぐらいで、とてもズングリしている。そして、いつもこの翅を90度に開いたような止まり方である。翅が長いような気もするのだが、どうなのであろう。

こんな個人的には特徴的なハエなので、画像検索すれば、直ぐに同じ画像に出くわしそうだが、殆どヒットしてこない。

取り敢えず、シマバエの一種として紹介させてもらった。