ソトウスアツバ  成虫

本日先ほど、家の外灯に集まって来ていた蛾の中の一種である。

大きさは、それほど大きくなく、開帳サイズで25ミリを少し超えるぐらいだった。

下唇髭の反り返り方から、クルマアツバ亜科に属する蛾であろうとの予測が立ったが、なかなかドンピシャの種に出くわさなかった。

ただ決め手は、上翅の中央辺りにある極小の白い点である。この特徴を備える種の一つにソトウスアツバという種があったのだが、色合いは濃いものから薄いものまで様々で、これがなかなか種に行き着かなかった原因でもある。

ただ、このソトウスアツバの絶対的特徴として、白い極小の点と、外横線より外側が全体の色より薄くなるという特徴は、どのソトウスアツバの写真にも共通して見れる気がした。こうなって来ると、上の写真の蛾は、ソトウスアツバで間違いないと思う。

幼虫の食草は、突き止められてないとの事である。

年に2〜3回発生するようで、今回写真に撮った個体は、今年2回目の発生の個体と思われる。おそらく、1回目の発生の時の個体は、もう少しサイズが大きいと思われる。

シロモンアツバ  成虫

昨晩、家の外灯に寄って来ていた蛾の一つである。

ちょっと撮りづらい場所に止まっていたので、写真がボケてしまっっている。

大きさは、開帳サイズで3センチぐらい。

翅の外縁がギザギザしているのと、下唇髭が凄く長い特徴から、比較的直ぐに、シロモンアツバという種類と判明。

幼虫の食草は、広葉樹の枯葉との事らしいが、枯葉なら頷ける。我家の外灯に集まる蛾達には、枯葉育ちの種類がかなり多いのである。

また一つ枯葉育ちの蛾と出会えた瞬間であった

ウスオビトガリメイガ  成虫

昨晩、家の外灯下に来ていた蛾である。

名前は、ウスオビトガリメイガ。開帳サイズで、2センチ強のシマメイガ亜科に属する蛾である。

7月〜9月に見られる蛾との事である。ここで疑問が芽生えたのだが、どうして7月以前には、それほど目撃されないのだろうかという疑問である。

また、幼虫の食草は、突き止められていないということである。我家の外灯下に来ていたこともあり、我家の敷地内の植物に幼虫は寄生して育って来た可能性も高いと思われるので、今後探って行ければなとも思う。