ゴマフシロキバガ ゴマフシロハビロキバガ 成虫

本日、仕事の休憩時間に車を停めた場所にあった綺麗に刈り込まれたサツキか何かの植栽を少し揺らすと、小さめの蛾が、沢山飛び立った。ほとんどの蛾は、葉裏に再び隠れたが、1匹だけ地上に降り立ってしまった蛾がいた。

それが、これ。

体長で12〜3ミリあったと思う。シンプルでメリハリのある紋様のためか、思いの外直ぐに種に行き着く事が出来た。

名前は、ゴマフシロキバガである。

幼虫の食草は、ネット上の情報を統合すると、コナラから始まり殆どの落葉高木は、食べれるんじゃないかなとの結論に至った。

私的には初めて遭遇した蛾であった。

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2021年6月19日追記

昨晩我家の外灯下にも現れた。

アカジママドガ  成虫

先週の金曜日に自宅の外灯下に来ていた蛾である。

大きさは、翅を開いたこの形で、横に3センチぐらいあったと思う。

翅を拡げた止まり方からシャクガの路線を探るが見つからず、諦めかけていた時に、ふと調べたマドガ科の蛾達の中に、瓜二つの蛾を発見。

名前は、アカジママドガ。ヒメアカジママドガという近似種もいるようだが、殆ど情報がなく、ヒメの方は西日本にいるとの記事を読んだこともあり、上の写真の個体は、アカジママドガと個人的に断定した。

この蛾の特徴として注目すべきは、やはりハッキリとした網目紋様であろう。この特徴は、この蛾に終着するためには、大きな手掛かりになるはずである。

最後に、幼虫の食草は、クリ、ヤマモモ、クルミ、フジ等が知られている。

クロマルハナバチ

少し古い写真を整理していて、使えそうな写真を見つけたので、投稿してみる。

撮影年月日は、本年6月11日となっている。

仕事中に、路上で死んでいるのを発見。一瞬で写真に撮った。

全身、真っ黒なのかと思ったが、よく見るとお尻の方に黄色い部分が見て取れる。

この辺を考慮すると、在来のクロマルハナバチの働き蜂(女王蜂以外の雌蜂)なのではと類推した。クロマルハナバチの雄は、黄色と黒の縞模様がある。女王バチと働きバチは同じ紋様なので、女王蜂の可能性も無きにしも非ずだが、どうなのであろう。基本的に、女王蜂の方が大きいと推測できるが……

さて、個人的には、このクロマルハナバチという蜂の存在を初めて知ったのだが、ミツバチが減ってきた今、農家の間で、ミツバチに代わり受粉を効率的にするために、利用され始めている蜂という事実を知る事になった。

イチゴ農家やトマト農家がハウス栽培の際に、使用しているらしいが、意外と規制も設けられていることを知った。

今回、仕事先の路上で死んでいたこの蜂が、野生のものなのか、農家が飼っていたものが逸出したものなのか分からないが、ちょっと、クロマルハナバチという蜂の存在を知り、この蜂の動向に興味を抱くキッカケには大いに繋がった出会いとなった事は認める。

これを書き終えた辺りで、コマルハナバチという似た種類も存在する事を知ったが、今の時点では、クロマルハナバチということで投稿しておく。