本日の午前中に、近所の里山を散策した時に発見。田んぼの畔に捨てられていた木の板の下にいた。

大きさは、1センチぐらい。一瞬、見たことのないゴキブリと思ったが、よく見るとフナムシに似てる。
帰宅後、写真を元に、‘陸にいるフナムシ‘で検索した結果、ニホンヒメフナムシという種に行き着く。
林内の倒木下等で普通に見れるとの事だったが、私は初めて出会った気がする。
Enjoy a small world of nature in our neighborhood!
本日の午前中に、近所の里山を散策した時に発見。田んぼの畔に捨てられていた木の板の下にいた。
大きさは、1センチぐらい。一瞬、見たことのないゴキブリと思ったが、よく見るとフナムシに似てる。
帰宅後、写真を元に、‘陸にいるフナムシ‘で検索した結果、ニホンヒメフナムシという種に行き着く。
林内の倒木下等で普通に見れるとの事だったが、私は初めて出会った気がする。
本日、午前中、時折、雨がぱらつく中、近所の里山を散策。
いきなり、田んぼの畔に動く物体を発見。近づいて写真に収める。
上から写した写真をもう一枚。
昔は、市街地の家の庭とかでも見かけた思い出があるが、久しぶりに間近で見た。
このマイマイカブリを見つけて嬉しく感じる理由は、このマイマイカブリがメインに餌としているものがカタツムリであるという事実である。言い換えると、付近に餌となるカタツムリが豊富にいる可能性が有る。辺りを見回した時に、直ぐそばにアズマネザサの群落があったが、意外と、こうした場所は、ミスジマイマイやヒダリマキマイマイ等の大型のカタツムリの生息場所になっている可能性はある。田んぼの周りの地表にもウスカワマイマイ系の中小型カタツムリは居るが、今回見つけたマイマイカブリの頭が殻口に入るかギリギリのサイズなのではないだろうか。また、マイマイカブリの地域亜種によっては、殻を噛み割って食べる習性があるとのことである。ゆえに、餌とするカタツムリのサイズが小さい地域は、マイマイカブリの首ががっしりと太くなる傾向があるとの記事を読んだが、今回捕まえたマイマイカブリを手に取り、腹側から見た時に、小さなクワガタばりの凄く頑丈そうな顎をしてるのには着目していた。今回見つけたマイマイカブリが、カタツムリの殻を割る習性を持っているかは分からないが、取り敢えず、近所の里山でカタツムリの亡骸は沢山見るが、殻の無傷のものばかりの気はする。
さて、既にお察しのように、マイマイカブリの名前の由来は、カタツムリ(別名マイマイ)の殻口に頭を突っ込み、マイマイの殻を被っているような姿から来ていると思われる。
最後に、マイマイカブリを調べていて、危険を感じると酸性の物質を噴霧するとの記事を読んだが、本日、何も知らずに、マイマイカブリを摘み上げていたが、何も匂いや刺激は感じることは無かった。
最近、タチツボスミレにハマっていて、昼時に時間があると、タチツボスミレを観察している事がある。
そして、林内のタチツボスミレの一つに、こんなオマケが付いていた。
タチツボスミレの葉に付いている時は、真っ直ぐに伸びていたが、地面の上に置いたら、丸まってしまった。直ぐに、タテハチョウの幼虫の一種か、テントウムシの幼虫だろうと思ったが、印象に残ったのは、長い触角であった。
この触角が長いという特徴を持ったタテハチョウの幼虫は、他にはミドリヒョウモンの幼虫が当てはまったが、この写真のものは、メスグロヒョウモンの幼虫のようである。
さて、メスグロヒョウモンの名前の由来は、成虫の蝶になった時の色合いが、雌と雄で全然違い、オスは所謂オレンジ系なのに、メスは黒青系であり、その雌の黒っぽい印象から来ているとのことである。
さっとネットで調べたら、四国や九州の幾つかの都道府県で、レッドリストに入れられているみたいである。
同じスミレ科の植物に寄生するツマグロヒョウモンなんかの幼虫は、よく日たなを移動している姿を見る事ができるのと比べると、このメスグロヒョウモンの幼虫に出会える確率はググッと低いのではと思う。
すぐさま、辺りのタチツボスミレを調べるが、短時間では、この1匹しか目に入らなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2020年6月7日追記
昨日、家から車で10分ぐらいのエリアを始めて散策していると、手入れされた畑の横に桑の巨木(?)が連なっている場所を見つけた。
ヒタチマイマイ他、幾つかのカタツムリの住処になっていたが、その桑の巨木の根元の藪に、大きな蝶が絡まるように止まっているのが目に留まった。
なんとか翅の表側も見たいと思っていたら、その期待に応えてくれた。
そして繋がった。メスグロヒョウモンという蝶であろうと。
黒い翅面を持っているのは、メスグロヒョウモンの名前からも分かるようにメス♀であり、雄の方は、オレンジの翅をしている。
成虫にであってみて、大きい蝶だなという印象が残った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020年6月25日追記
数日前に、あのメスグロヒョウモンの幼虫と思しき幼虫を見つけた雑木林の林縁で、ヒメジオンの花から吸蜜しているとても大きい蝶を発見。
メスグロヒョウモンの雄なのではと思う。