ヒメヤママユ 幼虫 成虫

ちょうど1ヶ月ぐらい前に、我が家の庭手入れの際に、写真に収めていた毛虫の名前が判明したので、アップする。

ヒメヤママユというらしい。

写真に収めた時は、とても小さな毛虫に見えたけど、成虫になると、10センチ前後の結構大きな蛾になるようである。

どうも、このヤママユガ科の種類は、大型の蛾になるものが多いようであるが、その成虫のフォルム(形)と文様(デザイン)は、人間の美的感覚に通じるものが有ると感じるのは、私だけだろうか?

また、ヤママユガ科というぐらいだから、蛹の繭は、生糸の原料(ワイルド・シルク)になるんじゃないのかな。

でも、もはや生糸って何って言う時代になったよね。

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2020年11月8日追記

我家の庭では、毎年、ヒメヤママユの幼虫(大抵1匹)に出くわすが、成虫には出会った事がなかった。

しかし、今年、とうとう成虫との遭遇を果たす事ができた。以下の写真の撮影場所は、我家の外灯下。この写真の個体は、先週水曜日木曜日(11/4、11/5 )の二日間、我家の外灯下に現れた。

大きさは、開帳で9センチぐらいのとても大きな蛾であった。文句なしに、今年、我家の外灯下に現れた最大級の蛾である。

と同時に、このヒメヤママユの成虫と今まで出会わなかった理由も自然と理解出来た。

この蛾の成虫が出現するのが晩秋とのことだが、こんな寒空の下、外灯に集まる虫チェックなんかこれまで当然した事が無かったからである。

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2021年4月5日追記

過去の写真の中で、ヒメヤママユの終齢に近いと思われる幼虫の写真を見つけたので、投稿しておく。

撮影年月日は、2020年5月23日。付いているのは、楓の仲間だと思う。自宅庭で撮影。

オビカレハ

近所の小学校の校庭で、我が家の庭で見かけない毛虫を発見。写真に収め、スマホで調べる。すぐに、オビカレハの幼虫と判明。

どうも、この毛虫は、一部の人達から想像以上に嫌われてる模様。理由は、果樹として育てられている梅や桃、また観賞用に植えられている桜等のバラ科の樹木の葉を、集団で食害してしまうところにある。

幼齢の時には、樹上に雲状に糸を張り巣を作り集団生活をし、夜になるとゴソゴソとその巣から這い出しては、葉っぱを食べてしまうらしい。別名天幕虫。

私が写真に収めたオビカレハの幼虫は、随分成長も進み大きく、単独で地面を移動中だった。地上に下り、蛹になれる場所を探してる終齢最終段階だったのかな。

この毛虫を調べてて分かった事のひとつに無毒という事実が有った。この毛虫に、少し親近感が芽生え始めたのも、嘘ではないな。

バラ科の果樹を育てる農家さんや、桜を観賞用にと管理する人達からは、殺虫消毒の筆頭に挙げられてきたであろう毛虫。

取り敢えず、近所の小学校が、校庭の桜の殺虫処理とかをしていない事が分かり、一安心。何でもかんでも、安易に除草剤や殺虫剤という考え方は、個人的に好きにはなれないな。

ヨモギワタタマバエ

先日の庭の草むしり中に、知らない間にどんどん増えていたヨモギ群を、どう対峙するか眺めていた時に、ヨモギの茎が異常に奇形に膨らんでいるものが混ざっている事に気が付く。

こちらが、その写真。

直ぐに、虫こぶなのは分かる。でも…何て言う虫が影響してるのは知らない。そこで、スマホを使い調べたところ、ヨモギワタタマバエという超小型のハエが影響してるらしい。ヨモギワタタマバエが、ドンピシャの正解かは分からないけど、タマバエの一種である事は間違いないようだ。実際、この綿(コブ)の中には、1匹の小さな幼虫が居るらしい。

世のお父さん、お母さん達よ……子供に、この気持ち悪いの何だって聞かれたら、「虫こぶって言うもので、昆虫が植物に卵を産みつけた時などに、その場所が刺激によって、植物の成長バランスが崩れ急成長する為に出来るものだ。」と教えてあげれる知識を身につけてみないだろうか?育って欲しいな…子供の好奇心!!