クサイチゴ

昨日、近隣の整備・管理された雑木林で目にした。

比較的大きな白い花が真っ先に目に付いたが、一瞬では、何の花か分からず、直ぐ傍に野苺の実があって、初めてキイチゴの仲間かと分かった次第である。

傍にあった果実を写した写真を以下に。

写真の実は、随分オレンジ色に写っているが、確か、赤い実もあったと思う。昨日のことなのに、もう記憶が曖昧になっている自分が居る。

そして、その赤く熟した実を食べてみようと手にしたのだが、手繰り寄せて見ると、実には小さな蟻が沢山群がっている。

蟻を退けて端の方を齧った感想は、酸味より甘味が勝っていて、野生のイチゴって感じで、結構良い感じ。(敢えて、美味しいという表現は使わない)

クサイチゴという名前から分かるように、あまり背丈の大きくならないキイチゴである。一本の木から、どれぐらいの実が出来るのか知らないが、気が向いた時に摘んで食べる用に庭に植ってても良いかなって思える植物の気がした。