先週末に、家族が山登りにお友達と行くというので、私は、一行を登山口で下ろし、下山口で拾うという完全な運転手の役を買って出た。
買って出た理由の一つは、登山口も下山口も標高は1000メートルぐらいあり、待ってる間の5時間(結局は7時間)は、自由に自然観察やイワナ釣りが楽しめるからである。登山一行もスタート地点に戻ってこないコースが取れる事を喜んでくれる。お互いの利害が一致した。
想像以上に豊かな生態系であったが、先ずは気になった植物を種名に辿り着ける限り、紹介してゆこうと思う。
この植物は、知っていた。ヤマブキのような葉っぱしてるし、ヤマブキショウマと言うんじゃないかとの予想はしていたが、実際にヤマブキショウマである。
どうも、雌雄異株のようで、上の写真のような細い花序は雄株で、雌株は、もうちょっとふっくらとした花序になるようである。
若芽は、山菜としても食べれるようである。
この植物の分布に関しては、日本には、もちろん分布しているのだが、ロシア極東部のかなり北方にも、生えていたり、ヨーロッパにもほぼ同種がが生息しているようである。
寒冷地域の植物であり、涼しいところが好きな植物と理解した。