先日の日曜日に、一人で近所の懐は深いが幅は狭い谷津田を散策している時に見つけて、写真に収めていた。
因みに、上の写真で花の上にいる小さな蜘蛛は、ハナグモの雄である。
全体を写した写真をもう一枚。
この時期に黄色い花を咲かせるキンポウゲ科の植物の知識が少しづつ付き始めていた現在だったので、キンポウゲ科の植物の路線で調べていた。
ただ、本日、キンポウゲ科の植物ではなく、ケシ科のクサノオウという植物に辿り着いた。
根本的に有毒成分というか人間の体に良いも悪いも影響を及ぼす成分を持った植物として認識してもらって構わないと思う。21種のアルカロイド成分を含んでいるようで、そのうちのケルドリンという成分は、中枢神経抑制効果が有るみたいで、モルヒネのような効果が有るとのことである。
実際に、野外採取したものを吸って服用した人たちの記事を読むと、ダウナー系にも、アッパー系にも取れる症状を報告していて、かなりはっきりとした人体への変化を描写してくれている。
それらの方々の記事や描写を信じると、安易に摂取するのはやめておいた方が賢明との結論に到る。
さて、昔から薬草としても利用されてきたこのクサノオウの名前の由来を、最後に投稿しておく。
ある方の記事の中で、3説あるとの記事を読んだが、それらを簡単に紹介させて頂く。
✳️草の王………薬草として効果の高さから草の王様として。
✳️瘡の王……染み出す汁が皮膚病に効くことから。
✳️草の黄……葉や茎をちぎった時に染み出して来る乳液が黄色っぽい色をしているから。