名前は、カゼクサ。
夏になる前ごろから、交差点のアスファルトの割れ目や幅員の大きな道路の中央分離帯のアスファルトの隙間から生えてくるこの大型の多年草が視界に入るようになってくる。
この写真もそうだが、やはり歩道(交差点近く)のアスファルトの隙間から生えてきている。
逆にこのカゼクサが、人工的な場所では無い自然豊かな土壌で群生しているのを見た記憶が、パッと思い出せないぐらいである。
似た仲間に、小型のニワホコリという植物もあるが、こちらは乾き気味の砂利道やグランドなど、もうちょっと自然に近い環境の中で見かけることができるのだが……
どうして、このカゼクサが、そうした偏った環境を好むというか、棲み分けしているのかの理由が、必ずあるはずである。いつの日か、真実に近づいてみたい。