先週末に、近所を散歩した時に見かけて写真に撮っていた。
直ぐにギボウシの花だと分かったが、正直、葉の部分が写ってないし、コバキボウシなのかオオバギボウシなのか分からない。ただ、オオバギボウシなら、混成している一年草雑草を押し除けるぐらいの葉のボリュームがありそうな気がするので、こちらの写真の個体は、コバキボウシと断定させてもらった。
ただ、これも花が咲いている今の時期だから、ここにギボウシが生えていると分かるが、もし今の雑草が旺盛な時期に、花が咲いてなければ、ギボウシの存在には気が付いていないと思う。
それにしても、最近は、園芸品種共々、このギボウシの類の花がお気に入りになってきている。自然下の野生に生えているギボウシの類は、本当にこれといった華のない濃い緑で光沢の無い葉をしているが、知らない間に花茎を立ち上げ、遠くからでも目立つ花を咲かせてくれる一瞬のためにだけでも、庭の所々にこじんまりとした群生で生えていてくれても良いよなと思う。
また、このコバキボウシは、場所場所によって、花色や花が咲く時期に違いがあるようにも感じている。
近隣の自然下からもらって来た少しづつ個性の違うコバキボウシを庭の所々に雑草除けみたいな目的で植えてみようかなとも思う。
勿論、長くはない花の時期も楽しみにしながら……。